これからの政局

 次期選挙において世襲制限がされるか気になるところですが、今後の気になる政局についても、話を聞く機会がありました。こういう話題は、生モノと一緒で時間が経つと、変わってきてしまうのでなるべく旬な情報として


 地方自治経営学会研究大会の21日の最後の講演において、TVでもよく見かける白鴎大学の福岡教授からこれからの政局についての話によると(余談ではありますが、偶然、会場に入る福岡さんとエスカレーターで一緒でした)一連の流れを時系列に従い説明をしてくれた上で、衆議員選挙については、ほぼ、麻生総理のイタリアサミット出席後の8月9日が予想され、それとは別に、補正予算が通れば7月12日の都議選とのダブル選挙も考えれるとしていますが、公明党さんとの話会がつかない為に確率的には低く、そうなると、やはり、お盆明けに選挙と言うと、追い詰められた感が拭えない為、現実的に8月9日が濃厚であるとしていました。
 選挙については、麻生総理の人気が上がったのではなく、西松問題に絡み小沢さんの嫌悪感が反映されただけで、党首が変わった事により流れは変わってきており、小沢さんが院政を引きながら鳩山パペットを使い政権交代が進む可能性は強いとも言っていましが、民主党のシナリオも狂い始めている中では、有権者が政治家を見極めなければいけない事を訴えていました。ただ、政治が本物にしっかりしなければならない中では、民主党も民主党、自民党も自民党であるとし、こういう時だからこそ第3極である政党が必要性があるとしながら、渡辺善美、江田憲治氏の国民運動体に期待しているようでした。第3極として、あと1人、3人目が加われば必然的に、5人集まり政党として機能するが、積極的な活動をしているが5人集まるかは今のところ分からない状況であるとしていました。(でも、話を聞いていると、福岡さんは大分、渡辺さんにテコ入れしているように聞こえました)
 いずれにしても政権交代は時間の問題ではないかと言いながら、福岡教授は今後、選挙が終わるまでテレビには出演しないとし、これからの考えや意見はHPでの情報発信をするので検索してくださいとの事でした。

 しかし、この政局についての話もあくまでも、政治評論家としての話ですが、福岡教授自体の政治スタンスとしては、民主党の支持者であり、小沢代表の辞任に伴う5月16日に行われた代表選の討論会の進行役を務めており、中立的な意見ではないように捉えれますし、また、評論家としても、今までも、決して予想通りにはなっていないとも言われています。
 気になる選挙、政局ですが、まだまだどうなるかわからない所ですが、今の状況としては、面白く聞かせて貰えました。