平成28年富士商工会議所新年賀詞交換会に出席してきました。
今年も、商工会議所常議員、振興委員、エコーレ、青年部の皆さん、また、来賓として静岡県副知事を筆頭に国会議員、県会議員、市長、行政、団体等々102名、総勢250名の方々が集まる中で盛大に開催されました。
牧田副会頭の「まいど!」と言う開会の挨拶で始まり、富士商工会議所井出会頭の年頭挨拶、来賓として静岡県難波副知事、富士市長、富士市議会議長、細野代議士、植田県議の挨拶の後、増田副会頭の乾杯と進みました。
会頭挨拶を抜粋すると
「富士地域におきまして、市外に流失した若者が魅力ある市内企業に就職できるよう有効な手立てを講じなければなりません。モノづくりを中心に発展してきた地域産業の活性化や、世界文化遺産富士山と地域資源を活用した交流人口の増加への取り組みが従来にも増して肝要と考えます。既存産業と新素材CNFを活用した産業、そして、それらの融合による新産業創出に結びつけば「新たな産業都市富士市」の将来が拓けてくると期待しています。地域の活性化には企業の活発な生産活動と賑わいの創出による新たな雇用や投資を生み出す、「好循環」を確立することが重要です。業種、業界、そして世代を超えた「知恵の結集」による地域経済の再生を図り、活気に満ち、賑わいのあふれるまちづくりに取り組まなければなりません。富士商工会議所は、こうした視点に立って、企業が安心して積極的な事業活動ができる基盤整備と環境づくりを一丸となって進める共に、地域社会全体の更なる発展により一層力を尽くしていきます」
と言っていました。
また、市長の挨拶では、富士商工会議所の景気予測の調査結果の日本経済が良くなる32.1%と富士経済が良くなる12%であった事を挙げ、景況感が国と富士市の20%の隔たりがある温度差に対しては真摯に受け止め、富士商工会議所との連携を更に緊密にしての施策を取組んでいかなければならないとし、既に昨年の12月15日に商工会議所正副会頭との意見交換も済ませており、中心市街地活性化再考の調査を商工会議所が進めている事や富士の元気モノづくりフェアを29年1月末に富士山メッセで開催することを発表していました。
どの人の挨拶においても、富士市が明るい1年である事を祈念していました。
地域経済が活性化するには、地元中小零細の元気は欠かせない事であります。
富士市政50周年の節目の年、記念の年として、元気な富士市になる為には、商工会議所を中心とする富士の経済界も夢や希望が持てるような富士市になるには国、県の動向をとらえ市と商工会議所の連携が重要なカギであると改めて感じます。