私の一般質問は終わりました。質問についてはあらためて報告しますが、その前に、私にとっても大きな意味合いのあるニュースとして、質問当日の朝の12月8日静岡新聞で新幹線通勤での非課税枠の拡大について掲載されていた事です。これによると通勤手当や定期券にかかる所得税の非課税制限額を現在の10万円から15万円に引き上げる方針を固めたとしています。
現在の新幹線で県内から東京を通うケースをみると三島東京間の一カ月の定期代は9万2220円で新富士駅は11万8740円と静岡駅利用者は13万3860円で、限度額が15万円まで引き上げられば非課税間は現在の三島から静岡まで伸びるようになります。富士市の企画課も「10万円の壁が無くなれば新幹線で通勤しやすくなる、東京から富士市の企業に通勤してもらう事も可能ではないか」と期待を寄せているとしていました。私にとってこのニュースが大きな意味があるとするのは、昨年の11月議会で「新幹線の利便性向上について」を取り上げており、都市活力再生としての取り組みとして、富士市を首都圏への通勤圏と位置付け、「通える街、帰れる街、戻れる街」である為に新幹線のこだま号の最終と始発の増便を求めると共に人口流失防止や定住移住促進策として市民の新幹線通勤、通学者の奨励や確保策として定期代の補助は有効であるので進めて欲しいことを提案しています。その意味では、今回の税制改正による後押しもそうですが、あらためて新富士駅利用の通勤、通学者を増やす有効性について富士市独自の支援もあるべきことは感じます。と同時に新幹線の最終始発の増便についての実現に向けての後押しとしても歓迎すべきことであります。私も最終始発の増便については、議会で取り上げて以降も、事あるごとに訴え続けてきていますしまた、活動として勉強会を開いたりしての市民理解を進めています。また、広域的な連携を進めるに当たっては、富士宮市とも連携をしての要望をして頂く為にも、仲間である富士宮市の望月市議にも富士宮市議会でも新富士駅の増便について取り上げてもらっています。いずれにしても今回新幹線通勤の非課税枠の拡大については通勤利用者拡大の後押しになると共に、新富士駅の利用拡大と今後の新幹線の最終を現在の三島止まりを静岡駅までの要望活動に対しても大きな意味合いを持つ歓迎すべき事であると思っています。