医師確保が進んでるからこそできる話。

今回の一般質問の「富士市立中央病院の建てかえ等について」ですが、今、なぜ、このような建てかえ等の話ができるかというと病院立かえでの一番のファクターというか必要事項として医師確保があります。医師確保ができない病院では先進高度医療充実に備えての建てかえの話などできません。

平成22年7月に小野寺院長になってからの富士市立中央病院の運営は大変高い評価があります。現在、医師確保が極めて困難な状況が常態化すると共に若い医師が地方の病院を敬遠する傾向があることから地方による医師不足は深刻化しています。中でも静岡県東部、富士宮市立病院や沼津市立病院においても診療科の休止や縮小を余儀なくされています、このような厳しい状況下にあって、中央病院における医師数は平成22年7月の院長就任後70人までに落ち込んでいたのですが、現在92人と過去最高の医師数となっています。また、休止病院を再開し病院の全館稼働を果たしたほか、周産期医療体制の充実や女性外来の開設など先進的な医療環境を整備より良い医療定期用に尽力してくれています。このように中央病院が高度で専門的な医療を安全に提供し地域の診療所と連携しながら富士地域の医療に貢献して行く為に、小野寺院長の存在は大きいものであります。病院改革プランでの建てかえ検討はあると思われますが、小野寺院長がいるからこそ、病院の在り方や建てかえというものが前向きに検討できる状況であると私は思っています。
24時間365日命を守る拠点病院としての建てかえは、時間とお金がかかる問題でもあり、今後必ずやらなければいけないことでありますので、病院状況が良い時だからこそしっかりと医療圏での再編を含め検討をしなければいけない事であると思っています。