「明日の国防を考える会」に参加して。

安全保障法案の成立を急ぐ安倍首相に対しての国民が反発を強めており内閣支持率も３７％に急落してしまいました。今後、国会において平和安全法案の議論が山場を迎えていきます。衆議院平和安全法制特別委員会にて、安全保障関連の法案が可決され野党の激しい抗議が飛び交う中、可決された法案となってしまいましたが、しかしながら、日本を取り巻く安全保障環境は変化し、脅威は増大している現実があります。その意味でも自衛隊の事をもっともよく知っている自衛隊出身の髭の隊長として知られている「参議院議員佐藤正久氏の明日の国防を考える会」が明治記念館で開催されましたので参加してきました。

　

中谷防衛大臣を始め多くの来賓の挨拶後、佐藤議員から
「自衛隊の役割としても日本におけるスキマの無い防衛体制の構築、より積極的に国際協力活動へ参加するためにも、平和安保法案の意義は十分にあります。自衛隊のリスクに関する話においても同じであり、自衛隊員が活動するにあたり、リスクを減らす枠組みが必要です。リスクを減らすのが法律の役目であり、その法律が現在審査されている平和安全法制です。自衛隊員が訓練、任務を行う環境は国内のみならず世界にも及んでおります。安全保障を巡る国際環境が変化している今こそ、政治家の責任として法案の整備に務め、胸を張って自衛隊が任務を遂行できるよう環境を整える必要があります。自民党では自衛隊の役目、それを取巻く法案の意義を分かり易く国民に説明するため様々な手段を用いて広報活動を行っております。「教えて!ヒゲの隊長」というアニメに出演、安保法制について出来る限り分かり安いよう努力して説明致しました。「自衛隊員が胸を張り訓練、任務につける環境づくり」を実現させるため国会という戦場で汗をかき、法案の審議に臨んでいきます。」としていました。
また、よく言われている、
「集団的自衛権を認めると日本が戦争に巻き込まれるの？」
「自衛隊員が危険地域で出かけて命を落とすのでは？」
「安保法案によって徴兵制が復活するのでは？」
「いいえ違います。すべては戦争をしない国づくりのため」と言い切っています。
自衛隊出身の参議院議員だからこそ、今後、主権国家とし如何に国を守るか、他国の侵略に対して如何に国のリスクを軽減するか、現実の世界情勢に立脚した議論を通して真に日本の安全と平和を守る法整備を務めていかなければという思いが、国民に伝わりにくい状況にも歯がゆさを感じているのではと感じます。

私も基本的には髭の隊長が言う通り、「国民の命を守る！」「日本の平和と安全を守り抜く！」これが一番大事な事であると思っています。