10月25日に富士市立中央病院検討委員会が市へ答申書を提出しました。それを受けて本日勉強会がひらかれました。私も中央病院には予てより興味があったので委員会にも傍聴を何回かさせて頂きました。
検討委員会は外部の有識者で構成され市長の諮問機関として中央病院のあり方と相応しい経営形態について各々専門的見地から意見を交わし、その結論を答申書としてまとめ提出いたしました。答申書は大きく1、「市民の信頼に応える病院」に2、これからの病院のあり方3、健全経営にむけての3点です。答申の中には経営形態を民間ベースに近づける地方公営企業法の全部適用が提言されています。
毎日のようにメディアに病院については報道され、近年、診療報酬改定や臨床研修医制度改革により医師不足等は切実な問題です。中央病院のあり方は、富士市の安心・安全な社会にとって、医療、特に基幹病院として役割は重要です。健全経営も大切ですが、もっと大切な事は市民の命を守る役目だと思っています。赤字でいいとは言いませんが、無駄な経費は省き、かけるべき所、お金はかかっつても医師、看護師、医療施設の充実は図るべきだと思います。
答申書の、市民本位の病院にという、市民が安心して暮らせる社会基盤として、民間病院とは異なる市民の命と健康を守る最後の“砦(とりで)”としての行動をとる。まさしく誰もが望んでることです。中央病院は、現在も市民の意見や評判はいいものではありません。職員も意識改革をし病院のあり方を考えるときだと思います。自分の住んでる街の病院が信頼できないのは本当に悲しいことだと思います。答申書を生かし、「市民の信頼に応える病院」を実現するべく取り組むことを私も推進するつもりです。