ドンドン焼き

「ドンドン焼き14日、サルのおけつはまっかか・・・」
こんなような歌を子供の頃、歌っていました。(歌詞はさだかではありませんが・・)
正月明けの地域行事として、ドンドン焼きがあります。(どんど焼きとも言います。)どちらが正しいか定かではありませんが・・

 正月のお飾りや、門松を地域で集め、燃やしながら、木に付けた紅白の団子やお餅を焼いて食べると風邪をひかないとされています。また、書き初めを焼くと字が上手になるとも言われていました。地域によって解釈は違うかも知れませんが、私はそのように解釈した中で、子供の頃から参加していました。もっとも、子供のころ食べたドンドン焼きの団子はいつも丸焦げであまりおいしくなかったような気がします。今のは、アルミで包みきれいに焼き上がり味も食べやすくしていますが・・・
14日がドンドン焼きと歌われていますが、最近では、その付近の休日の朝か夕方に、子供会が中心となって行われているのが一般的のようです。私の住む増川地区でも、11日の朝8時より、増川公園で行われました。私は、富士市の消防出初式があった為、長い時間はいられなかったのですが、先週位から、風邪をひき始めたようで、ドンドン焼きの火を浴びて、風邪を追い払おうと、出初式に行く前に顔を出させてもらいました。
 お飾りや門松等段々少なくなっているようで、お正月でも飾るのが少なくなって来ているのを感じました。また、昔から伝わってきている、地域行事として、地域の結びつきや連携が重要とされているので、今後とも地域コミュニュティーが求められ、伝統行事として受け継いでいく必要をすごく感じていますが、子供の人数も減ってきている中では、不安も感じます。
 地域行事の大切さを痛切に感じながら、慌てて出初め式に参加したのですが、時間ぎりぎりとなり、会場入りが最後となってしまい、ちょっとバツが悪かったです。