新年会2題

 一月中は、新年会があちらこちらで開催されています。
東部酒販組合と江尾悠容クラブの新年会が本日も開かれ、参加しました。
 酒屋さんは、今もこらからも大変な商売になってきています。規制緩和が進み、かっては酒の免許は、限られた人にしかなかった免許が届け出により、あらゆるところで手続きをとればお酒が扱えるようになりました。
 時代の流れでは、お酒の安売りが始り、量販店、24時間販売のコンビニ、大型スーパー、距離既定の撤廃による環境変化、街の酒屋さんの利用が減少しています。それと同時に、飲酒運転の取り締まりの強化により、お得意様の飲み屋さん酒量の激減、お酒の売り上げが伸びる要素がないのが実情です。
 東部においての酒屋さんも10年前の三分の一に減ってしまっています。組合もあってもかっての力は持っていない状態です。小泉改革の後、中小零細の商売が成り立ちにくい環境がますます進んでいきます。昔からの地元の商店も次々に閉まっていく状況は、はたしていいのか疑問に思います。
 酒屋さんの新年会ですが、毎年集まる人が減っていくのはさみしい限りです。

 
 江尾地域には悠容会という名で、60歳以上の人たちの集まりが3つあります。須津地域においても、悠容クラブがありましたが、次々に解散していき本年に関しては、江尾地域3つの悠容クラブしか存在しません。
 高齢者社会と言われる割には、組織が無くなっていくのも不思議な感じがしますが、会を取り仕切る役員がいないのが一番の解散理由のようです。

鈴木会長    アトラクションのフルート演奏
 江尾地域は、本日も100人以上に方が参加していました。地域において、年配の方が色々な事業に参加してもらうためにも、悠容クラブの存在は大きいと思います。
 一年でも長く会が存続できる事を望みます。