生前戒名がある事にちょっと驚く。

1月3日午後3時52分、養父が亡くなりました。

突然の事にも関わらず父、勉にご弔問、ご会葬いただき、誠にありがとうございました。
おかげをもちまして、6日、7日で通夜、葬儀、告別式を終える事ができました。

亡くなってからわかったのですが、お寺に足げなく通っていた信心深い父には、生前戒名がありました。

信浄院篤譽勉西山居士です。
立派な戒名ですが、亡くなる前から戒名を貰っていたことに用意周到な父にちょっと驚きました。
あらためてですが、信心深い、父は5年前より車いす生活となり、その後施設に入所しました。誕生日などの記念の際にはよく食事をしましたがコロナ禍のなり想うようなことが出来ない状況でもありました。昨年の8月のお盆中に、コロナに感染し、その際に誤嚥性肺炎となりました、先生からは危ない事は言われました。しかしながら、10月には食事もとれるようになり元気になり安心していました。その後、12月23日に、誤嚥性肺炎が再発しており、様態が急変してしまいました。ただ、父の事ですから、今回もそれを乗り越え、回復に向かうと信じていましたが、1月3日午後3時52分に眠るように息を引き取りました。東京教育大学卒業後、教育者となり、大昭和製紙、誠信会に従事しましたが、父は厳格で頭の良い人でした。先立たれた妻弥栄子を愛し、仕事を愛し、麻雀を愛し、孫を愛し、お寺を愛し、政治を愛し、仕事を退いた後は、私が議員になった事をなにより喜んでくれていました。享年99歳は天寿を全うしたと思っています。父は思い残すことなくと言いたいところではありますが、私自身は100歳までは生きてもらいたかったと言う想いはありました。ただ、安らかな死に顔は本人もようやく妻弥栄子に会えると満足していると思っています、コロナ禍でありますが、多くの皆様のあたたかい志に故人もさぞかし喜んでいると存じます、

故人に成り代わり、あらためて御礼と感謝をもうしあげます。

合掌