ビルゲイツ氏の言葉

岳鉄事業継続に係る補助金に際しては、このところ各メディアでも取り上げらてきた事でもありますが、本会議においての補正予算採決において、岳南鉄道への追加支援4500万円が可決されました。これにより市による本年度岳鉄支援への公的支援は当初予算に計上した2000万と合わせて総額6500万になりました。

この補助金に関しては反対討論がなされましたが、その際に賛成討論に立った議員から、討論文には今回の補助金に対しては、マイクロソフト社の社長ビルゲイツ氏の言葉が引用されていました。
「われわれはいつも、この先2年間に起きるだろう変化を過大評価しすぎる。そして、この先10年間に起きる変化を過小評価しすぎる。」
個人的に解釈すれば、目先のものにとらわれると、大きなものを失ってしまうと言うようなことでしょうか、多分、岳鉄を無くしてしまう事の損失の大きさを後で後悔しても遅いと言うように理解をしましたが・・・
ただ、委員会でも厳しい審査のうえでの結論でもあったのは事実です。私も本会議での質疑で、この補助が無駄にならないよう自助努力を促す経営関与もすべき必要性は訴えています。
いずれにしても、富士市としては単なる赤字補てんではないとしていますので、岳鉄さんは最善の自助努力としての運営努力はして欲しいと思っていますし、経営、運営状況についてもしっかりとした説明責任は果たしていただく事は勿論、行政、議会も適切な関与と言う点においては状況を見ながらの対応はすべき事であると思っています。また、今後の公共交通システムのあり方についてもしっかりと検討すべき事柄でもあります。改めて、市民、行政、事業者そして今回支援を可決した議会が一体となって取り組む事であると思っています。
でもまさか、本会議でビルゲイツ氏の言葉が引用されると思ってもいませんでした。
何かの時に、使えるかなと思い覚えてこうと思わず書き留めてしまいました。(勉強になりました)

広域連携についての質問。

10月3日から議会が再開されます。懸案事項でもある岳南鉄道に対しての補正予算の採決や議会発議の意見書もあります。その後、一般質問に入りますが、今回私は、10月5日午前10時に一般質問の登壇をします。登壇間近に迫り、必死で質問内容を組み立てています。

質問の表題は「東部地域の広域連携強化と沼津市との広域的交通基盤整備の推進について」です。すでにブログでは広域道路整備については触れましたので東部地域の広域連携強化ですが、広域連携については近年の地方分権の推進を受け、その受け皿を整備することを目的としての平成の大合併と言われる市町村合併が推進されました。その結果、平成11年3月には3232あった市町村が平成24年1月には、1719と全国の市町村は大幅な減少してきており、県内においても74の市町村がすでに半分以下となっています。
現在少子高齢化、生産年齢人口の減少による社会保障費や税収減少公共施設の更新などの課題に加え、環境問題、観光振興、広域ネットワークの形成、東日本大震災を踏まえた防災など市域を超えた課題が顕在化しています。
平成の大合併後も「地域主権改革」と言う新しいスローガンの下で更に推進が図られていますが、少子高齢化や人口減少は相変わらず進行し、国及び地方の財政状況は一段と厳しさを増しています。市町村合併の推進が一区切りとなった今、広域化した日常生活圏をベースとした「基礎自治体の形成」が水平的広域連携強化と言う手法が求められています。すなわち一方で圏域におけるルーティン事務の効率化を図ると共に他方では圏域全体の総合的、計画的な整備等を図っていく圏域行政の強化が求められています、市町村合併がピークであった時期から5年を経て新市町村のまちづくりも落ち着いてきた現在、改めて、広域連携のあり方、特に新しい圏域行政の在り方について、各市町、各地域が考える時期が来ていると思います。
財政状況が圧迫される中で、富士市の広域連携について、進めなければいけない広域連携の背景を考えながらも、今進められている富士宮市だけではなく沼津市との連携も、多少偏った考え方も知れませんが、西高東低と言われている私が住む東部の市民ニーズを入れての一般質問が出来たらいいなと思っています。
今回は、「沼津市との広域的道路整備の推進について」もすべて関連しての広域連携です。
よろしかったら傍聴してみてください。

和風天人ハンドチャイムアンサンブルさん

地域の体育祭の際に、体育祭とは関係のないものですが、思いがけない素敵なCDのプレゼントを頂いてしまいました。

何日か前だと思いますが、何気なく、ケーブルテレビにチャンネルを合わせるとハンドチャイムの演奏をしている人で見た事がある人が出ています。
「あれ〜男女共同参画の柏崎さんじゃない。もしかして、演奏しているの中里の本妙寺の住職かな??」
と思いながら素敵な演奏を聴き入ってしまいました。演奏終了後の話を聞いていると、なんと、本妙寺の住職が中心となりハンドチャイムのチーム、本妙寺「和風天人・ハンドチャイムアンサンブル」として、CDを作成しており、また、10月23日にはロゼシアターでコンサートを開催する事が放送されていました。
「え〜こんな近くで、それもお寺で、ハンドチャイムをやっていたんだ、それもCDまで出しているなんて、びっくり!!」
と思い、柏崎さんにあったらコンサートの事を聞いてみようと思っていました。
そんなことを思っていた矢先の地域の体育祭で、柏崎さん近くに寄ってきて、
「これを作りましたので良かったら聞いてください」
と言われ紙袋を渡されました。
私は、テレビを見ていたのですぐにピーンと来て
「もしかして、ハンドチャイムですか?」
と聞くと
「わかりますか?」
「わかります。わかります。テレビで見ました」
「ありがとうございます」
「いえ、いえこちらこそ、貰って良いのですか?本当にありがとうございます」
と言った具合にちょっと気になっていたものを頂いてしまいました。
車の中でかけてみましたが、素敵な音色に心が洗われます。仏教讃歌・日本の心の歌,宮澤賢治の歌と聞いているうち何となく落ち着きます。地域にこんなに素晴らしい音楽家がいるとはびっくりです。
柏崎さんありがとうございます。

微力ながら、改めてコンサートの宣伝をさせて頂きます。
東日本大震災復興支援チャリティーコンサート
ハンドチャイムCD「いのち」完成記念
日時:2012年10月23日(火)18:30開場19:00開演
場所:ロゼシアター・小ホール
全席自由・入場無料
どうぞ、素晴らしい演奏を聞きに行ってください。