須津川渓谷でがけ崩れ、

このところの雨の影響で土が緩み始めたのか、市道中里大棚滝線須津川渓谷の大棚の滝へ行く途中でがけ崩れがありました。どのような状況か確認を兼ねて慌てて現地へ行ってきました。

既に、地元の建設業者さんには連絡がいっているようで須津川渓谷の入り口には全面通行止めの看板が掲示されており、がけ崩れの注意が促されています。現場では、柵も張られ車は入れないようになっていましたので、雨の中歩いて確認してきました。

竹藪がある急傾斜の斜面が崩れており、路肩まで石が転がっています。また、崩れた斜面の上の方には、大きな石もあり、崩れ落ちてくる危険がありました。雨が降っているために処置はまだできないようで、しばらくは通行止めとなり大棚の滝まではいけないようになっています。
道路維持課や林政課もすでに確認してくれてあり、通行止めの案内もまちづくりセンターに貼られていました。

また、まちづくりセンターに寄った際に、今回のがけ崩れで、6月12日の須津地区まちづくり推進会議が行う、桜ともみじの下草刈りは中止の方向で検討がなされていることが報告されました。
現在、大棚の滝までは、車ではいけません。また、歩いていく場合でも、その他の場所でも、がけ崩れがある可能性があるので、注意が必要です。

バルク港落選、どうなる田子の浦港

      清水・田子の浦バルク港落選

新聞での文字に思わず
「なんで?」
と言う声が出てしまいました。

5月31日、大畠国土交通大臣の記者会見が行われ、穀物を対象とした国際バルク戦略港湾に鹿島港を始め4港が選定されたことを発表されましたが、その中にはわが地元の田子の浦港はありませんでした。
選定された港湾
《穀物》
・鹿島港、志布志港、名古屋港、水島港
《鉄鉱石》
・木更津港、福山港・水島港 
《石炭》
・小名浜港、徳山下松港、宇部港
昨年、重要港湾として外され国の直轄事業が無くなり、その対策としてバルク港としての選定に期待を寄せていましたが、今回の選定漏れは今後の田子の浦港の整備にも大きな影響を与えると共に、落選と言う対外的なイメージダウンが、企業誘致・また既存の企業留置にも影響を与えかねない不安を感じます。

幸いなことに、今まで行われてきた、12メートルの増深事業は継続されますが、工業都市としての威信をかけて、工業出荷高の回復を進める上では、田子の浦港の更なる整備は必要なことであると思っています。

バルト港落選、どうなる、田子の浦港です。
重要港湾を外された時にも書きましたが(2010年8月1日ブログ・田子の浦港の深刻な問題)、地元選出国会議員はどのような対応だったのででしょうか・・・

放射能測定器の貸し出しは

放射線を大量に浴びた場合、与える影響は、大人より子供の方が2〜3倍影響があると聞きました。原発事故が解決しない中では、子供を持つ方々は不安を持っているようです。

ある会合に出席した際に、次のような事を聞かれました。
「荻田さん、私には幼稚園の子どもがいるのですけど、今、幼稚園のお母さん方で話題になっている事があるんですがいいですか」
「どんなことでしょうか?」
「実は、幼稚園とか学校に通わせている親も、放射能が富士市において大丈夫か気になり始めているのですよ。神奈川でもお茶の葉が汚染されていると言うニュースもありましたから」
「そうですよね」
「行政としてその辺の事はどう考えています」
「議会において、放射能の測定をするモニタリングポストの設置予算がついていましたけど、現在、環境保全課で対応はしているとは思いますが、確認してみます」
「子どもの事を考えたら、他の自治体でやっている学校施設、特に幼稚園のような施設に放射能測定器なんか、貸出なんか無いのですか」
「聞いたことはないのですが、確認します」
確かに、富士市は福島より離れてはいるものの、風向きにより影響がないとは言いきれませんので、乳幼児を持つ親御さんや妊産婦さん方は心配なのかもしれません。

そう言えば、新聞で、放射能測定器の注文の記事が1か月くらい前に載っていました。生産業者の話では、1999年の東海村臨界事故の時に、自治体が防災用に順次導入を始めていたが、今回の原発事故により、自治体を始め個人での注文も殺到し製造が追いつかないと書いてあったことを思い出しました。

「今後のことを考えたら、富士市においてもモニタリングポスト以外にも身近でわかる放射能測定器の整備も必要な事かも・・」
と感じながら、ある会合から帰ってきました。