東部の2つの球場

 昨年、国際的試合のできる野球球場の要望が出されており、今後どのようになっていくのか気になるところですが、富士市には野球場、運動場、水泳場、体育館、相撲場など多くのスポーツ施設があります。

そのスポーツ施設は社会体育施設として、現在15の施設は平成18年に指定管理者制度導入に伴い、3年間施設振興利用公社が指定管理者として運営がされています。

 東部地域にも、2つの野球場がありますが、一つは、浮島工業団地にある富士東球場、もう一つは一番東にある、旧秋山球場であった富士東部スポーツ広場です。

2つとも無料施設として、多くの野球やソフトボールを愛好する人や学校で利用がされており、大会等も開かれています。東球場に関しては、防災場所としても活用されており、大規模な災害の時には防災ヘリポートとしても利用されます。
また、夏には恒例の浮島工業団地の夏祭りの会場としても運動以外にもイベント場所としても重宝している施設でもあります。

東部スポーツ広場は、平成18年に旧秋山球場を市が購入し東部スポーツ広場として平成19年より、2年間施設利用公社が指定管理者として利用できるようになったのですが、一番東に或るせいか、あまり知られていない施設ではあると思います。去年の暮に、利用者から
「議員さんの地元の施設の東部スポーツ広場を利用した際、新たに駐車場整備してくれてあり、それはそれでいいんだけど、車をとめてから道路にでてぐるっと回らなければ球場に行けないんだよね。不便だから直接行ける階段を設置できないのかな」
と言う要望がありました。

スポーツ振興課にその件について相談に行くと
そのことについては十分検討はしていたようで、2つの問題があるとのことでした
1点は、下段の駐車場に関しては、借地である為に、地主さんに返還を求められたら返さなければいけない場所である為
2点目としては、駐車場から球場に行く階段を設置するには急勾配の為、階段設置は困難であるという判断がされた為
その2点を説明をされ、階段設置は難しいという事が理解できました。
要望のあった方にはその事を説明はしてありますが、車利用でしか行きようがない場所であるので、なにかいい方法がないか今後共検討して行こうとは思っています。