令和7年6月28日富士ニュース掲載記事
小長井義正市長は主に外国人児童生徒を対象に国際的なカリュキュラムの下で英語による授業を実施するインタナショナルスクールの富士市内誘致について「人口の確保 地域経済や産業の活性化、シティープロモーションの推進など様々なメリットがあり積極的に取組むべき」と考えを示した。26日の市議会6月定例会で荻田丈仁氏(心政富士)の一般質問に答弁した。県内では浜松市と静岡市がインターナショナルスクールの誘致を進めている。富士市も先進自治体のじれや国内のインターナショナルスクールの状況等について情報収集を進める。市内の適地の有無、産業界や市民ニーズ、意識についての調査するなど具体来な検討を進めていく。小長井市長は誘致のメリットについて「増加傾向にある帰国児童・生徒の選択肢の一つになる」「国内外から家族を帯同して本市に居住の拠点を移す方々増加し、人口の確保に資することが見込まれる」「移住してきた優秀な外国人人材や卒業生が地元に就職したり起業したりすることで地域産業が活性化する」などと説明。さらに多様性を受け入れ国際ビジネスに理解がある都市」と言うイメージの向上に寄与し将来的にグローバル企業の進出なども期待できるとした。誘致向けた具体的な動きでは、海外で事業展開しているインタナショナルスクールの代表者等が富士市に訪れた際、小長井市長が市の魅力や生活環境などをアピールし意見交換を実施。今後継続的な協議を進めていくことで誘致につなげていくという。
*帰国児童・生徒とは海外に一年以上在籍した後、日本へ帰国した児童・生徒