気が付けばあっという間のような気もしますが、3月24日をもって2月定例会が閉会いたしました。最終日には、気になる事として、人事案件があります。また、全員協議会では、岳南鉄道の検証結果と方向性が示されました。
副市長に上下水道部長が選任されました。大変能力の高い方であり、市長と当局のパイプ役としては相応しいと方であると思っています。
岳南電車に関しては、平成24年から3年間6500万円の公的支援を支出しながら、平成27年以降の存続についての決定の有無を議会最終日に提示することになっていました。検証においては便益と費用の関係から公的支援の透明性の確認を始め、様々な検証結果が示され、鉄道事業の継続性、安定性は確保できるとして、平成27年以降も適切な支援をしていく事が説明されました。市の方針として岳南電車の公的支援の継続決定でもあります。私自身は、岳南電車沿線議員でもあり、基本的には、継続支援に関しては歓迎すべきことではあります。継続に関しての賛否はあるにしても、この2年間検証をした上での方向性が出た以上、市民に対しても、岳南電車に対してもこの1年間でどの様に継続していくかをしっかりと示さなければいけない事であると思っています。今までの、委員会等で傍聴した際に、岳南電車側から出されている要望として、継続に関しては単なる延命支援では受けられなく、ある程度の長期支援のフレームの提示は求められています。上下分離や3セクの意見もありますが、まずは、岳南電車側が市の公的支援の継続の方向性に対してどのような判断が成されるかも問題であると思っています。また、継続していく上での要望も恐らくあるはずです。(フレームが作られない限り、岳南電車としても本腰を入れての経営は難しいと考えられます)その辺についての、今後の話し合いは重要な事であると思っています。観光資源としての可能性はあります。市民の通勤通学以外の利用の可能性はあると思います。このところなるべく、岳南電車の利用はしています。個人的には、歩くことにも繋がり、健康的にも役立っています。まだまだ、市民、事業者、行政が一体となった取り組みはあると感じます。財政状況が厳しい中で、公的支援をするよりもっと他のインフラ整備を進めるべきであると言う意見もありますが、存続決定の方向性が出た以上、今あるものを、どの様に利用させていくかはお金の支援だけではなく行政としても考えるべきでもあると思っています。
いずれにしても2月議会が終了しました。新年度のむけて準備をしなければ・・・・