無人野菜直売所のある地域とは・・

江尾と東田子の浦駅を結ぶ江尾柏原線の途中には農家の人が営む無人野菜直売所が設置されています。良くこの道を利用していますが、今は、大売出しの旗がでておりスイカや梨や桃等が並んでおり、夕方になると店じまいしていますがほとんど売り切れています。

無人でありますのでお金を入れる精算箱が設置され、買ったものの金額を各自が入れていきます。この他にも須津・浮島地域には数か所無人野菜直売所があります。農家が多い地域での風景ではありますが、実にのどかであります。

改めて、思う事は、日本は平和である事です。
確かに、ちまたでは犯罪が多く発生し、物騒になってはいますが、その反面このように人を信じての無人直売所が日本の各地において成り立っている状況は他の国では考えられない事であると思います。日本人ならでは道徳心があるからこそ成り立つ無人直売所であると感じます。「安全・安心なまち」の構築とよく言われますが、無人直売所がある地域と言うのはある意味「安全・安心」のバロメータであるのかも知れません。また、お盆の最中も江尾夏祭りや川尻薬師祭等開催されますが古き良き風習を大事にする土地柄であり地域の絆の形成も成されています。
私の住む東部地域でも空き巣が発生したりしていますが、いつまでもこのような無人直売所があるような地域であってもらいたいと思っています。

物騒になっているとはいえ、お盆に入り、お寺で仏様に手を合わせながら平和な地域に住んでいる事にも感謝しています。