「随所に主たれ」の解釈は❔

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小長井市長の平成最後の施政方針が議会で行われました。

既に、富士市のHP上に掲載されていますし、各新聞報道でもポイントが掲載されています。

今後、各会派での施政方針に対しての質問が行われますので、私の所属会派でも勉強会が行われています。

施政方針の中ではじめにの中では市民第一の姿勢でさまざまな課題に積極的チャレンジすることや都市活力再生に向けた3つのプロジェクトを推進し、好循環を構築するための施策の大要については7つの柱に沿って説明がされています。また、むすびでは市長をはじめすべての職員が様々な課題を更なる発展への可能性と捉え、市民の皆様の声を大切にし、「随所に主たれ」という気概を持つとしています。
施政方針の細かい内容については今後議会で質問での答弁で確認しなければです。ただ、その前にむすびの中で使われている「随所に主たれ」について調べてみると、言葉の出所は臨済禅師の「随所に主となれば、立つところみな真なり」ですが、「随所に主たれ」に関しての解釈には、自分の属する集団のために何が本当に必要なのか、何が本当に大事なのかを考えて問題解決のために一生懸命努力すれば、人は必ず好意を持ってくれるし、ついて来てくれると言うリーダーの資質を端的に表した言葉であるとしています。
市長が「随所に主たれ」と言う言葉を使っていますが、私も議員として、平成最後の議会となりますので、あらためて富士市に、今、何が本当に必要なのか、何が本当に大事なのかじっくりと考えて見ようと思っています。