平成24年度須津地区福祉推進会の総会が開催された際に、富士市社会福祉協議会の新会長に就任したばかりの松本玲子氏が来賓で参加してくれました。私は研修で東京にいたので、松本氏が会長になった事は、新聞で知りましたが、成って直ぐに活動を始めている事には、驚きました。(多方面で活躍されている行動的な立派な方である事は以前から知っていましたが・・)
総会では事業活動の報告や計画が審議されましたが、現在、須津地区の福祉推進会は役員、実行委員94名。特に、一人暮らしのお年寄りを対象にした「夕食サービス」に力を入れています。夕食サービスには、毎月第3木曜日に福祉推進会のメンバーの手作りお弁当を作り、手分けをして配膳しており、お年寄りには配達してくれる人との交流も楽しみにしてくれています。また、第1木曜日には声掛けを実施しています。(安否確認)。
誰もが安心して暮らせるまちづくりのため、住民に根差した福祉活動を地道に続けてくれている事がわかります。
東京での研修において、高齢化により、扶助費(社会保障関係経費)の増加が見込まれており、社会保障にかかわる費用の将来推計として15年後には、給付費は1,5倍に跳ね上がる事が試算されていました。今後の地方財政では、社会保障をどう扱うかが最重要課題となる事は言うまでもありません。
福祉は、高齢者、障害者、児童、生活困窮者、介護、医療等々範囲は広いのですが、福祉の必要性は身近にあります。ですから、地域の必要な福祉活動はとても重要であると感じます。地区の福祉推進会と統轄する富士市社会福祉協議会の新会長である、松本会長には、絶大なる期待を寄せると共に、ぜひとも、地区の活動支援に対しても格段のお力添えをして頂きたいと感じています。
広瀬前会長お疲れ様でした。