ようやく放置自転車条例が制定されます。

施政方針への代表質問の中に(仮称)放置自転車条例はどのような経緯で制定されるのかを問い質しました。新聞においても、その事について取り上げられていましたが、この(仮称)放置自転車条例については、質問時間がもう少しあったら、確認したい事はありました。

と言うのも、この放置自転車条例の制定については、駅前の県道停車場線におかれる放置自転車に苦慮しており、予てより条例により指導、撤去の根拠を定め管理体制の強化は必要な事でありました。私は県土木の所長から要望を受け、平成20年11月議会で、条例制定を強く望んだのにも拘らず、積極的な取り組みをするまでの答弁は頂けませんでした。その時の答弁内容も引き出して確認はしたのですが、市長は、「現状の状況が続くならば条例制定に向けて検討してまいりたい」という最初の答弁でもありました。議会用語では検討はやらないという事でもあると解釈していたので、その後の質問でもしつこく、他市の状況をあげ、県内のJR沿線都市で条例が無いのは富士市だけであり、富士市の顔として駅前を作っていく上でもすぐに条例を制定して欲しいと食い下がりました。でも、最終的に、部長に「20万を超える市で条例を持たなくても今までそれで済んでいた。それほど困った状態になっていなかった」と言われてしまいました。でも、困った状況であるから問題にしているのにと感じながらも、あれだけ言ったのにと条例制定は難しいのかなと諦めていた経緯があります。
 その後、イト—ヨーカドーも無くなり、ミスタードーナツも無くなり、ますます錆びれていく駅前に、なぜ、今、条例の制定に踏み切ったのかを今回、確認をしたいと言う思いはありました。(当時は条例の必要な事は分かっているのにも関わらず、当局はあえて取り組もうとしなかったような気がしてなりませんでしたので・・)
いずれにしても、放置自転車条例は必要事であるのは今も変わっていませんので、放置自転車条例の制定は歓迎すべき事でもあると思っています。
ようやく求めていた事が実現します。複雑な気もありますが・・