パーマカルチャーを学ぶ!

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本年度食育推進校である元吉原中学校で開催された食育講演会「パーマカルチャー,人★動物★微生物が豊かにつながって生きる方法」を聞いてきました。講師は東京大学院農学生命科学研究科宮沢佳恵准教授です。先生は現在、大学の国際植物資源科学研究室で環境を豊かにする農業でおいしく安全な食べ物をみんなが食べられる社会 そのための技術や社会システムの研究をしています。まさに食育講演としてぴってりの講師でもあり、お話もさせて頂きましたが、とってもチャーミングな先生でもありました。

パーマカルチャーとは聞きなれない言葉ですが、パーマネント+アグリカルチャー・カルチャーであり、パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化( カルチャー)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法です。先生の説明では、人・動物・植物・微生物それぞれが生きているだけで豊かにつながって生きていけるので、我慢をして昔の生活戻るのではなく、情報や技術を使ったあらたな持続的な生活デザイン、そこにある資源を使って、問題=資源はチャンスとする考え方を示してくれました。
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パーマカルチャーには、そこにある人やモノといったあらゆる資源を活用してそこに還元、最小の変化で最大の効果を生むという循環型の社会の形成でもあります。

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2時間近い講演でしたが、足のサイズの下の土には8万匹の生物が存在している中でのクイズを交えたり、ハチで地域環境を考えてる事など興味深い話に元吉原中学校の生徒は、お喋りもなく最後まで聞き入っていました。
議会が再開される前の日で、大変忙しかったのですが、私も大変良い勉強をさせて頂きました。