台風12号が過ぎ去った後、湛水防除事業として、19000トンの調整池が建設され始めている、近くの江尾江川調整池を(視察???)見に行ってきました。と言うのも、こう雨が降る事が多いと水害対策としての監視体制がちょっと気になっていたので・・・
農業基盤整備の予算削減だとか、事業評価の見直しとか言われていましたが、県営湛水防除(田んぼの保全)の事業とはいえ、生命や財産に関わる水害の軽減にとって、大切な事業である以上、水害常襲地である東部地域にとっては一刻も早い完成が待たれています。
江尾江川調整池は、工事は着々と進んでおり、現在まで、雨による大きな被害も無くて、一安心です。完成までは工事業者が災害時の対応を取っていますが、雨が降った時の監視体制は強化しなければいけない事でもあります。
富士市では、国交省が設置しているカメラや主要水門の運転状態及び河川の上流水位、下流水位等のライブカメラを設置し水門、ポンプ場、調整池に対しての映像を確認しながら浸水被害の情報を収集できるようになっています。(先日も災害対策室で確認しています)しかしながら、東部地域には、水害被害が考えられる場所が多くありながらも、監視カメラが設置されていません。異常気象で想定外の雨が多くなる状況下では、どのような災害が起こるか分かりません。大雨の中での現場への確認は危険も付きまといます。そのような意味でも、カメラによっての対応は益々必要であると思っています。今議会でも、津波対策としての監視カメラの補正予算がついています。
調整池工事現場の入口には現在、監視カメラ作動中の看板がありました。
「お〜、防災監視カメラが設置されているのか」
と思いきや、工事現場での資材の盗難防止の為の監視カメラでした。
人があまり来ない場所での工事現場でもありますので、資材の盗難もあるようです。
実は、災害時での監視体制の強化として防災監視カメラについての拡充も一般質問でしたいなと考えています。
東部地域の建設中を含む調整池や河川、排水ポンプ場へのカメラ設置は検討すべき事でもあると思っています。どこに着けるのが適切なのかと思いながら工事現場と江尾江川調整池を見てきました。
ここのところ、また、蒸し暑い日が続いています。
大雨が降らなければいいのですが・・・ちょっと心配になっています。