震災後のイベント自粛で、わんぱく相撲全国大会が開催されるのか、心配をしていましたが、主催者である東京青年会議所で、わんぱく相撲全国大会についての見解として、震災後で失われた子供達に笑顔を取り戻すきっかけとする大会として開催すると4月12日に発表されています。
それに伴い、各地域において様々な事情はある中でも、予選会が開催され始め、富士市においても、5月8日に第22回わんぱく相撲富士場所が盛大に開催されました。
私も毎年来賓として参加させて頂いておりますが、わんぱく相撲に関しては、国技としての相撲を通じて、単に勝ち負けだけではなく、礼儀や相手を思いやる心を育てるために青年会議所が継続的に取り組んでいる事業でもあります。この大会での優勝者は、6月19日に磐田で県大会への出場をし、優秀な成績を収めると、全国大会として7月31日の国技館への出場となります。
(小学校の校長先生が見守る中での熱戦・女の子もいます)
子ども達の熱戦を見ながら、子供の喜ぶ姿や悔しがる姿に周りからも大きな歓声が沸きあがっていました。参加している多くの皆さんは笑顔で観戦しています。わんぱく相撲をみながら、この中から、全国大会の夢の舞台である国技館へぜひ行ってもらいたいと思いました。おそらく、各地域の大会おいて、わんぱく相撲を通じて、子供たちの元気が発信されている光景はあると思われます。
(笑顔、笑顔の子供たちと一緒に)(理事長も満面の笑顔です)
わんぱく相撲もそうですが、震災により、様々なイベントをやりたくてもできない地域はあると思います。被災地の事を考えると、軽はずみな事は言えませんが、何でも自粛ではなく、日本が復興に向かう為には、被災していない地域で出来る事、大人たちがやれる事を精一杯やり、将来の宝である子供達に不安を払しょくさせながら、一人一人が元気に、笑顔を取り戻す機会を与える事は大切な事であると感じました。