私の家のお寺は、家の近くにある法然上人が起こした浄土宗の佛立山圓照寺です。ちなみに住職の妹さんのまりちゃんは私の富士高の同級生でもあります。
昨年、養母が他界し、檀家総代を務めていた養父の代わり、お寺のお付き合いをするようになりました。しかしながら、お寺の行事は、聞いた事の無い言葉ばかりで戸惑います。
御忌の案内をもらい出席したのですが、御忌とは法然上人のご命日に、その恩徳を偲んで営まれる法会であります。毎年1月あるは4月には、宗祖法然上人のご遺徳を偲び、全国各地の浄土宗寺院で御忌会が勤められます。御忌のこころは、求道研鑚の日々を送り、念仏信仰をあまねく広めた上人のお徳をしのび、感謝の気持ちをささげることであり、もちろんそれには、「南無阿弥陀仏」のお念仏をおとなえすることが最上の事です。その際に、檀家は、ご遺訓の『一枚起請文』を声高らかに拝読をします。
(総会で挨拶をする増田筆頭総代)
また、圓照寺にとっては、本年は、昨年本堂が、新たに建設され、落慶式が行われると同時に、住職が息子さんに変わる晋山式も3月28日に執り行われます。私の地域にとっても大きな行事であり、お稚児さん等行列をつくり、歩きます。役員の皆さんは、その準備の為に今年は大忙しの様です。
圓照寺は、その他にも色々な行事にも取り組んでおり、奉仕作業や夏には岩船地蔵祭り、大晦日には除夜の集い等も執り行われています。
つい最近の除夜の集いでは、新しい本堂の参道に竹灯籠が並び幻想的な感じでした。
お寺は常に、地域社会の平和と発展を祈ってあらゆる活動がなされており、圓照寺もその責任を担う重要な場所でもあります。
私も微力ながら、お手伝いをしていこうと思っています。