今ある平和は。

「平和こそ、経済と文化の基盤である」
神谷軍人墓地において英霊顕彰会慰霊祭が開催され参加したのですが、その際に富士市遺族会の鈴木会長の追悼文の一説を聞き、改めて、今ある平和は尊い命の礎で成り立っていると言う事を感じずにはいられませんでした。

また、遺族会の栗田支部長の話の中で、
「日本を離れ外地おいて亡くなられた方は240万人と言われ、その境地は日本へ帰りたい、家族に会いたい、郷土に帰れたいという思いの中で死んでいった状況はあまりにも悲しく、また、自分の身内がフィリピンのレイテ島で亡くなった中で、亡くなった52万の内、遺骨は13万であり残りの39万は未だ、ジャングルの中、海の中、山の中で眠っている状況でもある」と聞き、戦後64年経っても、遺族に取っては、未だ戦争は終わってないと感じずには居られませんでした。
 

 戦後64年経ち社会は大きな変化と発展を遂げました。私は戦争を知らないで育った世代であり偉そうな事を言える立場ではありませんが、英霊顕彰慰霊祭に参加しながら、遺族の方々の思いを察し、英霊の御霊の顕彰を進めていくには、次世代を担う子供達にも、忘れがちになりつつある今ある平和についての正しい歴史を後世に引き継いでいく教育は必要な事であると思いました。
 暑さ寒さも彼岸までと言われるように、お彼岸は季節の変わり目であります。お墓参りを済ませてきましたが、手を合わせながら、ご先祖さまに感謝をすると共に、最近は悩み事も多いので願い事までしてしまう状況でもあります。
シルバーウイークも気がつけば、最終日になってしまいました。何をしたと言う訳ではないのですが、改めて月日が経つ早さを感じずにはいられません。
 9月議会がまた始まります。今ある幸せを噛みしめ頑張らなければと思っています。