電子黒板で授業が始まります。

 

 市役所の駐車場から庁舎に入る前に、業者らしき人がテレビの搬入の準備をしていました。

「おっ、新しいテレビだ。市役所のどこに入れるのかな」
と業者らしき人に確認すると
「電子黒板のプレゼンをしに来ました」
と返答でした。
7月の臨時議会で補正予算として、経済危機対策臨時交付金活用事業において、各小、中学校へ電子黒板の整備事業の予算が可決しています。スクールニューディール事業として黒板にIT機能を搭載させより分かりやすい授業進める為に、採択されたのですが、教育現場で使う物ですから、特殊性を鑑みると値段というより機能を考えた上での選択が必要である上での入札になるのかもしれません。
 今回、政府のスクールニューディール構想の中の一つとして、未来を担う子供たちへの情報発信教育の充実として、教育活用されている全てのテレビを50インチ以上のデジタルテレビに買い替えることがありますが、このうち電子黒板を小学校・中学校に1台ずつ整備することしています。電子黒板を使えば書き込みやタッチパネルによる操作が簡単にでき映像を活用するなどわかりやすい授業を実現できることから英国では各教室に配備されています。また、迫力ある高画質な映像により児童生徒の興味も図られ、小学校の英語授業導入に際し、配られた「英語ノート」のデジタル教材にも大いに役立ち、ネイティブスピーカーの発音による、発音練習もできます。

 9階の会派室に行くと、前にある会議室でその他の製品も搬入され、製品の説明の準備をしているようでしたので、野次馬的に向学の為にも、中を拝見させてもらいました。各社色々あるようで、テレビ型は50インチで、プロジェクター型70インチですが、其々に使い勝手は違うようです。どの製品が選ばれるのかは慎重審議がされると思いますが、高額な物ですから、本当に子供達にとって役に立つものであってほしいものです。
 富士市においても「21世紀の学校」にふさわしい教育環境の充実が図られ始めています。