日曜日は大変天候に恵まれた中で朝から各種イベントとして浮島地区区民・東小学校合同体育祭、桜ともみじの下草刈り、須津地区ソフトボール愛好会のソフトボール大会、お寺のBBQ,と開催されていましたので、週明けの10月6日午前10時登壇の質問準備を気にしながらも1日活動をしてきました。
登壇間近でありますので、多少長いかもしれませんが、
1「大規模水災害に備えての事前防災行動計画「タイムライン」の策定について」
2、「東部地区の土地改良区の今後のあり方について」
の発言通告文を掲載いたします。
1、大規模水災害の備えとしての事前防災行動計画「タイムライン」の策定について。
今回の台風18号が関東東北地方に及ぼした被害は甚大であり、地震とは別に改めてもしもの時に備える必要がある。その意味では、事前防災行動計画「タイムライン」とは事前にある程度被害の発生が見通せるリスクに対して、予め関係機関が実施すべき対策を時系列でプログラム化した計画をさすが、大型台風や豪雨についての水災害に対しても「タイムライン」が有効であるとされる。
国土交通省は8月26日、豪雨災害への備えとして、洪水の浸水想定区域がある730市町村と連携し、住民の避難手順などを定めた事前防災行動計画「タイムライン」を2020年度までに策定する方針を決めたとされている。これは各地の国交省河川事務所が先行事例を示すなど各市町村を支援し、計画づくりを急ぐとしている。県内では既に7市町で策定済みと報道されたが、水害被害で悩まされる富士市でも水害被害の最小化を図る上ではタイムラインの導入、策定は早期に取り組むべきであり、また大規模災害時における関係機関が連携しての危機管理や自治体での広域連携の防災強化が求められるので以下の質問をする。
1、豪雨災害等への対応として事前防災行動計画「タイムライン」策定についての必要性をどのように捉えているか、また計画導入及び策定への取組は計画していくのか
2、大規模水災害時の自衛隊との連携強化は不可欠であり、洪水対応の「タイムライン」にしても危機管理ネットワークの強化が必要となるが、要となる自衛官OBからの危機管理監(防災監)の採用は進めるべきであると思うがいかが
2、「東部地区の土地改良区の今後のあり方について」
富士市東部地区には富士山がきれい見える優良な田園風景が広がっている事で知られている。東部地区の田園は沼川流域に広がり、圃場整備事業や土地改良総合整備事業等を東部土地改良区や浮島土地改良区に基盤整備が実地された水田単作地帯である。現在、土地改良区内には新幹線が通り、富士山と新幹線が見える絶好の富士山ビューポイントとして多く人が訪れている。また、珍しい植物やトンボが飛び交う浮島沼釣り場公園や浮島が原自然公園等、湿地帯での原風景を活かした自然利用施設も点在する。この地区の保全活動としては、富士山のふもとの郷を守る会やはるやま21が活動をしているが、地域住民有志や幼稚園児がれんげの花なども植えており、春には素晴らしい景色が広がりつつ、富士山れんげ祭りも開催されている。
しかしながら、農業振興地域として農業基盤整備は進められているものの農業の経営環境悪化、就農者の高齢化、担い手不足と言った問題は顕在化しつつ農業の将来展望に不安もある上に、耕作放棄地や鳥獣被害、外来種による被害でも悩まされている。また、土地改良区を通る市道の冠水問題もあり、雨が降ると通勤、通学者等の日常生活に支障をきたしている。人口流失を防ぐうえでの土地利用の変更も求められるが様々な課題を含め東部地域の活性化にかかわりが深いために今後の東部地区の土地改良区のあり方について下記の事を伺う。
- 農業基盤整備の取り組みと状況は
- 東部土地改良区で進められている農地中間管理事業(農地集積バンク)の現状と課題をどのよう捉えているか
- 鳥獣被害の現状認識及び対策はどのようなものか
- 冠水道路への改善が求められているが4号幹線以外の今後の計画は
- 地区計画を策定すれば土地利用の変更の可能性はあるのか
- 自然豊かで富士山と新幹線のビューポイントであるが観光資源や地域の活性化への可能性と評価は
- 市長は土地改良区の将来展望はどうあるべきとしているか
以上の2項目を質問いたします。
興味のある方は傍聴してみてください!!