6月3日、4日の2日間富士市議会の常任委員会が開催されていました。
私が担当する委員会の総務市民委員会はもちろんですが、自分の興味のある委員会にも傍聴をさせて頂きました。各委員会で気に成った事はそれなりにありましたが、特に所管委員会の中の、「投票率の向上について」は、選挙が終わったばかりの議員としても由々しき問題として捉え、自分なりの思いはありました。と言うのも、私が立候補してからの市議会選挙の投票率をみても、
平成19年55.01%
平成23年50,79%
平成27年48,37%
選挙の度に投票率が低下しており、市議会選挙の過去最低を記録しなおしています。
選挙に携わる立場からも2期目の選挙が終わった時にもどうにかならないかと言う思いから、私は23年6月議会で「選挙環境の改善について」の質問しています。
投票率の低さは議員自らが反省すべきことでもあると思いますが、政治不信と言う言葉で片づけることなく、投票率の向上は政治参加の保障と言う観点から、自治体レベルにおいても、少しでも選挙を身近に感じさせる最善の努力をしなければならないと考えます。
議員も変わらなければいけませんが、自分達の事は自分達で決める事の代表的なものとして選挙があり、真の選挙のあり方を追求し、創造していく事が選挙管理委員会の果たす役割ならば、複雑な時代であるからこそ求められる役割は大きいです。現在、様々な啓発活動や期日前投票を促していますが、対策に苦慮している現状でもあり、投票率の低下が進む中では、更に市民の声に耳を傾けながら、投票率分析をさらに細かくして、有効な対策を考えなければいけない必要があると思われます。
選挙管理委員会では投票率低下は深刻な問題としながらも有効な手立てがなく対策に苦慮している現状が委員会でも述べられました。委員会質疑でも期日前投票として市役所6階から2階へ移すことや期日前投票箇所増やすことを提案したのにも拘らず、相変わらずできないと言う答弁は小長井市長のできないと言わないと事に反していると思い納得できない事でありました。
選挙年齢が18歳に引き下げるなどの動きがある中では、投票率向上は投票のしやすさも含めできないで片づけることなくあらゆる努力をしなけらばいけない事であると感じるのは私だけでしょうか・・・・