富士・富士宮両市で16日JR東海新幹線鉄道事業本部へ「新富士駅へのひかり号」停車等に係る要望書を提出したことが各新聞報道で取り上げられていました。当然、今議会で私は新幹線の利便性向上として、質問しましたが、今回の(12月16日)要望活動のことについて知っての質問でもありました。富士、富士宮両市の今回の要望項目は4項目。要望としては
1、東海道新幹線ひかり号の停車
2、身延線の富士駅から新河川新富士駅までの延伸
3、あさぎり号の身延線富士宮駅までの延伸
4、新富士駅の出入り口の名所変更
を求めることは確認していましたが、私は今議会でせっかくの富士、富士宮市長や関係団体が行っての要望ですので、なんとか、市民が求めている新幹線こだま号の最終便や始発の増便をと要望事項へねじ込めないかをお願いしました。ただ、残念なことには、JRとの折衝は半年以上前から調整しており、要望事項に関しても、事前に告知しなければならないために時間がなく、今回の要望に加えることができないことは当局からも伝えられていたことでした。今回の要望に対してのJR側の回答は、予想通りひかり停車、あさぎり号の延伸は25年2月に要望した時と同じ困難であり、現状としては限りなく可能性はないと感じます。市長は今後も粘り強く継続的に要望していくとしていますが、実際問題としては、私は、今回の質問でも言いましたが、ひかり号停車よりも可能性ある東京―三島の最終便を静岡駅止まりにする要望の方が、実現性はあると感じます。と言うのも、静岡市でも三島止まりを静岡止まりにする最終便や始発の増便要望はありますので、静岡市を含め広域的に要望を進めることができると思っています。要望のポイントとしては、継続的に広域的に、熱心に通うことであります。
ぜひとも、今回の要望からあまり時間を空けずに早い段階で、JR東海へ文書要望としての始発、最終の増便要望を加えた形での要望活動を展開していただくことを強く望みます。