国指定史跡が地域の守り神。

増川区で行われた増川八幡神社及び増川浅間神社祈年祭の神事に参加してきました。


今年1年の地域の五穀豊穣と安全が願われました。ただ、今年の始まりとして、能登半島地震があった事で被災地の一刻も早い復旧は願わずにはいられません。


増川浅間神社の下には浅間古墳が眠っています。祈年祭の神事が終了後に、増川浅間神社において、文化財課の職員が来て、浅間古墳についての現状説明がありました。と言うのも、現在、国指定史跡である浅間古墳保存活用計画の策定を保存整備推進委員会において行われています。その委員会の報告もかねて、祈年祭で集まった役員へ、既に行われた境内の樹木調査や神社も古墳の文化財である事の説明であります。
国指定史跡である浅間古墳にある浅間神社。国指定史跡が地域の守り神である事へあらためて誇りに思います。
あと1年かけて保存活用計画が策定されますが、今後、富士市の誇るべき史跡財産として、発掘が行われ、古墳の謎が解き明かされる事により、大きな話題になると思われます。浅間古墳を更に磨きをかける事を強く望みます。