愛鷹農道2期供用開始の条件は安全第一

先月末1月25日のブログにも掲載しましたが、富士岡と中里を結ぶ愛鷹農道2期の「供用開始はいつになるのか?」についてですが、県事業でありますが、市の所管である農政課より説明がありました。

あらためて愛鷹農道2期工事について説明すると、愛鷹2期地区の県営地域活性化基幹農道整備事業は、富士宮、大渕、桑崎方面から富士岡に繋がる主要地方道富士富士宮由井線、富士見台方面からの富士岡へ繋がる市道と交わる富士岡より市道元吉原中里線の中里保育園の北側までの、1,34キロメートルを繋ぐ農道整備事業でありますが、根方街道の危険箇所軽減や東部地域の循環道路としての機能性が増し、地域の利便性が大きく変わる道路でもあります。
本来の富士農林事務所の説明で行くと昨年の7月に供用開始予定でありましたが、富士土木事務所との兼ね合いで工事が延期された事が説明されました。その後、富士土木事務所からの説明では、本年1月中に供用開始予定であるとありましたが、今年に入り、工事が延期されている状況であり供用開始が伸びた事が説明されました。その後、どうなるのかと思っていましたが、多分、先月の説明では年度末までに供用開始がされるのかと思っていました。

しかしながら、道路整備の他に、安全対策として、吉永地区より信号設置の要望が出されており、信号設置は年度末までに着く方向性で示されていましたが、公安より年度末設置はないとの見解がだされましたので、市の判断として年度末に拘らず、交通量の増加により危険箇所と思われる富士岡上交差点の設置は不可欠の事であり、最終的に市として管理しなければいけない事を考えれば、愛鷹農道2期の安全確保の為には、富士岡交差点での信号設置がされてから供用開始するべきとなったようです。ですから、愛鷹農道2期の供用開始は、年度末はなくなり、新年度になり、信号設置がされてからの供用開始となります。

供用開始は大分延期されますが、個人的な見解としては、やはり安全第一であるべきであると思っていますので、信号設置を待っての供用開始は市の判断として妥当であると思っています。ただ、公安は信号設置要望は大分前から出されていた事のなのに、どうしてこんなに時間をかけなければ許可が出ないのか不思議です。
利便性の向上は勿論ですが、安全第一でなければいけません。ご理解をとの事でした。
多くの住民が「いつから?」と問い合わせがありますが、今後、地域において、説明会を随時開催して行く予定だそうです。