守らなければいけない祭りと自然。

いつもの事ですが、なんとなく週末は、忙しいです。

吉原の祇園祭が2年ぶりに開催されたので行ってきました。
山車の引き回しでの軽快なお囃子が鳴り響きお祭りの雰囲気は盛り上がっています。お祭りの時だけは、歩くことがままならぬ程の人で賑わっています。

子どもの頃から、祇園さんになるとワクワクしました。私の地域にはない夏の到来をつげる富士市の風物詩としての伝統的なお祭りはある意味、吉原地区の人達が羨ましく思います。地域コミュニティ構築にはもってこいのお祭りでもあります。

私の地域では、日曜は朝早くから須津川渓谷での桜と紅葉の下草刈りです。
(草刈鎌を磨くことから始まります)

須津川渓谷は大棚の滝を含む自然環境豊かな富士市においても、須津地域においても誇れる場所でもあると思っています。昨年、須津川渓谷でのがけ崩れ箇所もあり、下草刈りができるか心配されましたが、安全確認の上 多くの方の参加でいつも通り、大棚の滝までの草刈りをやりました。曇っていたので、暑くも無く作業は捗ります。地域で須津川渓谷の環境保全を進めている事は地域外の方に知って頂きたい事でもあります。いくらか涼しかったとはいえ1時間真面目に草刈りをやると汗が噴き出てきます。

その後、自転車に乗って、浮島沼釣り場公園へ行き、気になっていたあかどぶ池のトンボの生息について確認してきました。池にはオタマジャクシが沢山います。カエルはトンボの天敵でもあると言われていますが、気になります。
ついでに浮島が原自然公園まで足を延ばしてきました。
釣り場公園では、子ども達が魚を釣っていましたが、浮島が原自然公園内では家族連れでこども達がトンボのヤゴを食べてしまうザリガニの駆除を楽しんでいました。

地域でののどかな、のんびりとした風景は心が和みます。
吉原の祇園さんもお祭り文化として誇れることです。
須津地域の自然も誇れることであります。
祇園さんの事を羨ましく思うように、豊かな自然環境は逆に羨ましがられる事なのかもしれません。
週末改めて、地域の特性に合った誇れる事柄は、どちらも地域で守らなければいけない大事な事であると感じました。