地域でも自主防災訓練

富士市の全地域で一斉に地域防災訓練が行われましたが、私の住む地域でも、区長、町内会長さんを中心に多くの住民が集まり訓練を通じて防災意識の向上を図りました。

今年は、大きな地震もありましたので、しっかりとした防災訓練の必要性はありましたが、9月の地域の防災訓練が大雨注意報が発令され、中止になった経緯があります。

私は、地震対策特別委員会の委員でもありますので、しっかりした対応ができるよう市で配布された、「防災マップ」と「自主防災地震対策の手引き」に事前に目を通してから参加しました。
「地震対策の手引き」の中にも書かれていましたが、予想される第3次被害想定による富士市の被害は、最悪の想定として、人的被害、死者304人  被害人的重症者1170人(*この中には、津波、道路への落石等による死者の想定はありません)建物被害、大破8728棟中破14722棟一部損壊14455棟とされています。(後は手引きを見てください)被害の、多発想定地区に須津地区は含まれています。その意味では、しっかりとした防災訓練の必要性はあります。
今回は、いつ災害が起こるか分からない事を考え、誰でもが消防機の放水ができるよう町内別、中学生、また女性でも動かせるように手順を説明しながら実際に作動させていました。

実際、大規模災害になった時、あちらこちらで火災が発生した場合、消防車が駆けつけてくれるか分からない状況はあり、自分たちの手で初期活動をしなければいけませんが、いつも大人の男性がいるとは限りません。

なるべく多くの人が動かすことが出来る事は重要なことであります。また、室内では応急処置の講習会も開催されましたが、多くの方は参加しているとはいえ、地域全員が参加しているのはないので(若い人はあまり参加していません)、自主防災の強化は地域で助け合うと言う認識を広めなければいけないのも課題であると思いました。
それと同時に、防災マップ、地震対策の手引きは、定期的に確認する必要性はあると感じています。
 でも、基本はやはり、
「自分の身は自分で守る、家族は家族で守る。地域は地域で守る」
です。