災害では自助・共助・公助

富士市全地域でも開催されたと思いますが、私の住む増川地区でも、東海地震を想定した災害時での自主防災組織の対応能力の向上を図るために、防災訓練が行われました。

大規模災害においては、もちろん、自助・共助・公助の連携が強まることが、災害の被害を最小限に留め、災害被害の復興も早くなります。

その3つの考えの基での説明がありました。まず、当然、基本は、自らの命は自分で守るが基本になります。そのためには、建物の耐震化は勿論、タンス、家具などの固定はしなければならないことが促されました。できれば、部分補強、災害時の部分補強とは、どこか一か所安全な場所、家でいえば安全な部屋を確保していく必要性があるとしていました。 また、災害では,警察・消防などが現場に到着するまでは,地域の人の助けあいが必要となります。被災直後の公的な支援は皆無であり,大災害に対してできることには限界が あります。その限界を補う考え方が,共助です。地域でできる、初期消火活動、初期救出活動が大切なことであります。その自主防災組織としての活動がスムーズにできるよう今回の防災訓練の大きな目的となっています。

中学生も、ポンプが使えるよう訓練をしています。災害時では、地域一丸とならなければいけません。
公助に関しては、消防、警察、行政、公的インフラに関する企業が、災害が起きた後の対応が求められるわけですが、災害時にはその携わる人たちも被害者であることも考えられますので災害時には、自助・共助が第一で、公助はどちらかと言えば、災害後の対応が強いと思っています。
災害時の極度の緊張では、人は普段とっている行動しかとれません。そのために、定期的な訓練や、またいざという時の、機材の点検は必要でもあります。説明において「災害時においては、誰もが主人公である」と言う言葉は印象に残りました。
災害はいつ起こるかわかりません。
危機管理は常に持ち続けなればいけないと思っています。
今年もあとわずかとなりました、大きな災害がないことを祈ります。
火事も出さないよう火の元にはくれぐれも気を付けてください。

6日より議会が再開されます。
私の一般質問登壇は、7日午後1時に決まっていますので、防災訓練の後、準備をしました。
議会への傍聴よろしかったどうぞ!!