浅間神社例大祭

 三日市の浅間神社において、恒例の例大祭が、昨日、3日に神社庁の副長官をはじめ、三島大社、富士宮の浅間さんの宮司が出席し、氏子総代と商工農にかかわる氏子の多くが参加する中で開催され、厳かに拝殿において、神事が執り行われました。
 神社に続く参道や境内には、様々な露天も出て、一般参拝の家族づれも多く見られ、結構賑わっています。
 地域の氏子にかかわる私も含め、3名の市議も参加していたわけですが、私は、初めての参加でしたので、狭い席の上、立ったり座ったりで、礼拝、低頭の繰り返しで、一体いつ終わるのか不安に覚えましたが、1時間強で終え、内心ホッとしました。

 その後、直らいの席で、氏子の代表さんが
「三島も富士宮も神社を中心にまちづくりが進んでいるが、富士市の場合は神社を中心にまちづくりが進んでいないので、文化・伝統・歴史を踏まえても、神社を中心に、まちづくりを形成していく必要があると考える」
という話がでました。いろいろなまちづくりが考えられてはいますが、一つの取り組みとしては面白いなと感じました。三島大社にしても、富士宮のお浅間さんも、全国的も有名な神社で多くの人が訪れています。毘沙門さんは富士市のお祭りとして有名ですが、それ以外の神社も、行政ともっと連携した施設の利用方法や、観光としての全国的に、お祭り等に訪れるような場所への展開へ進めても良いと思われます。
 ところで知っていますか? 神社に広がる緑豊かな木々は、森と言わずに杜と言います。鎮守の杜と言われるのはいわゆる、神社の木々を指し、社(やしろ)と書いて、もり(杜)と読ませています。昔より、神社は人が集まり信仰する、所であり、その場所にある木々は、人々の営みを見続け、存在する大事な生命体と考えられます。以前、私の地域で、神谷神明宮の樹齢500年のムクノキを延命措置を施した時に、宮司さんに教えてもらいました。
 鎮守の杜の祭りを、富士市でも大々的に売り出す方法も考えたらどうでしょうか?