神様、仏様。

5月3日は毎年恒例の三日市浅間神社の大切な行事である例大祭が大変天気に恵まれた中で1時間余の儀式が厳かに行われました。祝詞を聞いた後、私も市会議員と言う立場で玉ぐし奉てんを致しましたが神様の前では気持ちが落ち着きます。

例大祭は本年の4月1日より、三日市浅間神社の桜井宮司が三島大社の矢田部宮司に代わり静岡県神社庁長に就任した事もあり、多くの神社関係者が出席し例年より多くの参加者がありました。
(桜井県神社庁長)(三島大社矢田部宮司)

富士市から県神社庁長が選任されたと言う事は喜ばしい限りです。また、本年は本格的に神社建て替えの奉賛にも取り組んでいくそうですが、これを機に神社を中心とした街づくりも取り組みたいと言う思いもあるようでした。
三日市浅間神社だけだはなく私は来年、選挙もありますので、神頼みでありませんが、5月21日22日で日本全国8万社を代表する伊勢神宮へ参拝に行く予定があります。
実は、前の日にも、檀家であるお寺の円照寺で、成壮年部の総会が開かれ、総会に先立ち30礼拝を致しました。お経を唱えながら立ったり座ったりする久しぶりの礼拝は息が切れますが何となく終わった後、心が洗われるような気がしました。

ゴールデンウイークの真っただ中ですが、日々、「神様・仏様」と言う感じです。

上海万博開催で思い出す事。

5月1日は上海万博の開幕です。
今年の10月31日までの半年間で1億人の来場者を見込む今回の万博は、世界経済の足元がふらつく中、地下鉄や空港などインフラ建設や都市整備などを含めると4千億元(約5兆5千億円)もの資金が投入されており、世界に先駆けて立ち上がる中国の勢いを象徴しています。

また、過去に参加した事が無い北朝鮮も出展した事で注目を浴びています。
(2008年10月24日の万博会場風景)

しかしながら、オリンピックと同様に世界の大きな祭典ではあるものの、私は開催前の1年8か月前に上海に行きましたが、メイン会場付近の建物はほとんど建てられて無く、果たして開催できるのかと思っていました。国の威信をかけて、ものすごい突貫工事で何とか間に合わせたようですが建物自体は恒久的な物で無い為に半年持てばいい的な感じでの建設は安全面でも不安はあります。
その他にも、PRソング・マスコット・パピリオンの盗作問題、ホテル不足やリニアモーターカーの未接続のインフラ問題、偽造、偽物販売問題、果ては唾を吐かない・パジャマを着て外出しない・ニラニンニクを食べない等のマナー問題と多くの問題がメディアで流れる中でのスタートでもありました。
私は万博と言うと、子供の時に開催された大阪万博の記憶が蘇ります。ものすごい列をつくりながら何時間も待ってアメリカ館やソ連館に入った事や日本のパピリオンで確か日立館であったと思いますが、今ではゲームセンターへ行けば当たり前の先進的な飛行シミュレーションに驚き、これからの時代の変換を子供心に感じました。現在の物が溢れ、情報が氾濫している時代と違い、皆が万博へ行く訳でもなく、情報も少なく、決して裕福では無かったと思いますが、なんかワクワクする明日への希望や日本の未来を感じる事ができるイベントであったような気がします。

中国は格差や多くの問題がある国でもありますが、上海の都市自体は、高層ビルが立ち並び、日本以上の先進的な風景があります。この万博が開催された事により、ハード面もそうですが、ソフト面も飛躍的な進化を遂げる国に変わって行くと思われます。
今の所は予定がありませんが、チャンスがあったら、上海万博へ行ってみたいです。

杉尾パパの「これからの日本」

娘の通う学校の保護者でもあった杉尾パパこと、TBSテレビ報道局 解説 専門記者室長杉尾秀哉氏の「これからの日本〜テレビ体験記と皆さんに期待する事」と題した講演会を娘の父の日参観で聞く事が出来ました。

私も議員と言う立場上、やはり、「これからの日本」がどの様になるか気になる所です。1時間30分の講演でしたが、「日本がどうなるのか」という本題に入る前に、講演場所が学校という事であったのか、副題の部分にかなりの時間を割いて、自分が何を志して仕事をしてきたのか、また、30年間報道の仕事しながらどのように感じてきたのか、そして娘を含む子供達に何を伝えたいかという事をじっくり話してくれました。
内容としては、報道と言う仕事上、社会で起こるさまざまの場面に居合わせる事が出来た中で、印象に残る場面としては、1983年のホテルニュージャパンの火災現場・1985年の日航ジャンボ墜落事故・1995年阪神淡路大地震・地下鉄サリン事件とありますがどの現場においても死が向い合せにあり、その凄惨な現場独特の匂いはテレビでは表現できない報道の難しさ、特に自分の思い出深い土地での震災は、中継をしながら仕事ではあるものの涙が止まらなかった思い出を話してくれました。また、世界40カ国以上の訪問をしていますが、その中には、カンボジア、パレスチナ、北朝鮮、イラクもあります。
仕事を通じて感じたのは、「人の生死は紙一重である」とし、いつ何が起きても驚かない。明日の運命は分からない。だから、一日一日を最善を尽くして生きる。と言う事。
メディアの仕事をする中では、少数意見を活かす。弱者に光をあてたい。強者の論理が成り立たなく少数意見にも正しい事もある事。
テレビとは森羅万象を取り扱う仕事であるとしていました。
また、子供達には、どういう仕事に就くか解らないが、今やっている事は必ず後で役立ち、つまらないかもしれないが無意味な勉強は無いし、やっている事には1つも無意味な事は無く、その蓄えた知識や人間関係が重要でその引き出しを多く持つ事が大切であり、その為には色々な経験をしてもらいたいと本題の「これからの日本」はいつ話になるのかと不安になるくらい熱く語っていました。

本題の「これからの日本」についても時間をオーバーしながら話してくれましたが、価値観や豊かさの変換がおきている中での日本は衰退国家に進んでいるのかと言う事には、大転換期の3つの矛盾を挙げ、今までの成功体験にすがるべきでは無く、日本をリセットし、チャレンジ精神を持った若い人達に期待したいとしていました。
 多くの話題がありましたが、その中での1つとして、普天間の事に関しては、あのまま現行案でやるべきであったとし、自民党の事を引き継いだ中で自分達の本来、目指すべき事をしなければいけなかった点を挙げ、もうすでに鳩山・小沢の時代ではないと感じていると言う意見には肯けました。
政治も改めてリセットが必要なのかもしれません。

話す引き出しが多いのか、多少早口でしたが、勉強になりました。

1・2・3・ダ〜!

物まねタレントのアントニオ小猪木さんに会いました。本物の猪木さんは、
「元気があれば、なんでもできる」でしたが、
彼曰く
「現金があれば、なんでもできる」だそうです。
笑えます。 😆