八十八夜

「夏も近づく八十八夜〜あれに見えるは茶摘みじゃないか〜」と歌われるように、5月1日は、春から夏に移る節目の日でした。

 富士はお茶の産地としても有名です。私の住んでいる地域もちょっと歩くとお茶畑が広がっています。犬を連れて、散歩に出かけるのですが、気持ちがいいもので、富士山とお茶畑のコントラストは絵になります。

 富士愛鷹山麓のお茶は、川も多く、水も良く、土地は砂が混ざっているので透水生、通気性が良い為に、根が深くの養分を吸収するのでしっかりしているとされ、気流の流れも良いので、霜がおりにくく、朝もやが掛かりやすいので、こもが掛かる環境を作り、日を遮断するので、うま味成分のアミノ酸を増えさせおいしいとされています。
 今年は天候にも恵まれ出来は良いとされていますが、お茶を摘みに行くお姉さんが、

「今年はお茶が安くて、ちょっと前の良い時の、半分くらいの値段でお茶やるのやんな茶う。大変な割には、お金にならないのよ」

と嘆いていました。今年は、お茶が安いのでしょうか?
 
  新茶を飲むと長生きが出来ると思い、早速、後輩の山崎くんの所でお茶を分けてもらい、食事の時に飲みました。香りも良く、なんとなくまろやか感じがするような気がしました。メタボ対策としても、お茶の消費は多くなっています。お茶農家の人たちにとっては、G.Wはゴールデンウィークではなく、グリーンウィークで休む暇なく、ますます、は忙しくなっていくようです。

 お茶受けとして、石川県金沢の茶菓子房「たろう」というお店の手作りようかん・きんつばは最高です。インターネットで検索して、取り寄せる価値のあるものです。特にカカオのようかんは、生チョコを食べてるような感じです。

 連休前なので、市役所へ資料を取りに行きがてら、何かあると困るので、確認をしに行きましたが、会派控え室はシーンと静まり返っていました。誰もいないと薄暗くてちょっと不気味です。