祭でもお酒は飲めません。

 

私にとって今年、最後の体育祭である浮島地区の区民体育祭に参加してきました。富士市でも一番東の地域でもあり、地域自体も大きくない中では少子化が進み、東小の生徒が少ない為、何年か前より小学校と合同で開催されています。

しかしながら浮島地区は人数は他の地域より少ないのですが、地域が一体となる結束力・絆は強く、子供達も少ない人数ですので、ひとりひとりの顔が分かるようで、応援をする時も、テントの中では、敬老席から誰の何番目の子供で早いか遅いか、またどんな子かまでも解説をしてくれます。
(浮島バレーの売店もでています)

 途中健康祭りが行われていたので抜けさせて貰ったのですが、体育祭が終わった後、浮島2丁目の5班の慰労会が開催されており、大分お酒がまわっている中で、次のような会話がありました。

「議員さん今日はどこへ行ってきたの?」

私、「えーしらす祭りや体育祭や健康祭りが開催されていたので行ってきました」

「祭りじゃ、お酒を飲んでればいいからいいなー」
私、「そんな事無いですよ、どこへ行ってもお酒なんかでませんし、飲みませんよ」

「祭りにはお酒がつきものだよな。祭りでお酒がないと盛り上がらないよ」
「区民体育祭もお酒が禁止になったら、参加者も少なくなったよ。祭りと名がついてるのにさびしいよ」
「お酒が飲めないなら、小学校の体育祭とは別にやった方がいいよ」
「ねえ、議員どう思う?」
と聞かれてもと思いましたが、
浮島地区でも小学生を交えて多くの区民が参加する体育祭でもあり、会場内ではお酒を飲む事は禁止されています。合同で行われる前は、区民大会においてお酒を飲む事は許されてたそうで、区民大会ではお酒がつきものという年配の方が多く、現在の会場で、小学生が混じった体育祭だからと言ってお酒を飲んではいけないというキマリが納得できないと言う事でした。
お酒を飲んでの話でしたが、最近ではどの地域においてもお酒を飲む事は禁止されており、決して浮島地区だけの特別の事ではない事を説明しました。
今は、お祭りと名がついていてもお酒がないお祭りはたくさんあります。多くのトラブルを回避する事は基より、飲酒運転の罰則が重くなり、絶対にお酒を飲んだら運転はしてはいけない以上、昔のような情緒は無くなるかもしれませんが、市や学校が関係するすべてのイベントにおいてお酒を出すことは禁止した方が良いと思われます。(また、禁止されていると思います)

 最後には、「体育祭やイベントの後にゆっくり慰労を兼ねて別の場所で、気兼ねなくみんなで賑やかに飲んだ方がおいしいですよ」という事で納得してもらいました。