11月議会での建設水道委員会委員会での、付託議案として、議案審議がありました。
私が気になった事は、水道事業においての石綿管布設箇所の修繕に関する補正予算です。
6月議会でも問題になったのですが、5月12日に富士市中島での交差点で水道が破裂し、改修した際に石綿管が出てきて問題になりました。
石綿はアスベストのことで、体に有害とされている物質です。
富士市は平成13年に石綿管の改修に関しては、終了という判断がなされていたのにもかかわらず、今回発覚し、他にもこのような見落としがあるのではないかと心配されました。
これに際し、富士、鷹岡地区を重点的に実態調査を行った中では、その結果、図面上では石綿管の確認はできず、すでに石綿管の残存はないという見解でした。
その後、接続箇所を重点的に試堀調査を実施した結果、恐れたとおり、9月末時点で18か所見つかり、今回の補正予算となった訳です。
今まで、大丈夫という見解が一転して、もっとあるのではないかという疑惑が湧いてきます。
当局は引き続き調査をしていき、見つかり次第改修をしていくといっていますが、なぜ、もっと早く手を打たなかったのか疑問に思います。
午後、富士市出身のバイオニリストの田島優子さんのミニコンサートを聞き、心が洗われました。彼女は、クラシックを身近に感じさせ、豊かな気持ちにさせる演奏を心がけています。特に最後に演奏したアメイジンググレースは聞きいってしまいました。