映画「ふるさとがえり」の自主上映会を見てきました。ふるさとを舞台に2つの時代を交差しながら故郷(地域社会)の想いが描かれたとても良い映画で内容的にも面白く、映画を見た後の感想としては「ふるさととは何?大切なのものは何?」と考えさせられました。
実は、映画の内容とは別に主催者には怒られそうですが、この自主上映の趣旨をあまり理解しないままの参加してしまいましたが、このイベントは素晴らしい映画を見せたいと言う思いと共に「富士市へ映画館を復活」を進めるプロジェクトの一歩でもある事を聞き、大変意義深く感じ、その後の「シネマづくりでつなぐ未來」と題したトークセッションまでしっかりと拝聴してしまいました。
また、「ふるさとがえり」富士市上映会実行委員会の共催であるFUJI映画館復活プロジェクトさんのチラシには上映会や映画にまつわるイベントを催し富士市に映画館の復興を望む小さな灯を発信していくきっかけとしたい事が書かれています。
文化イコール映画館ではありませんが、映画館が無い事は26万都市富士市が文化に乏しいと言われても仕方がありませんし、富士市のまちとしての魅力に欠ける要素である一つであると感じます。私も青春時代、映画館の思い出はあります。トークセッションで、「異性とデートで行く場所としての映画館があったと思いますが初めて異性と見た映画は?」とありましたが、私は高校2年生の時「八ツ墓村」を見にいきました。35年以上経っての淡い思い出です。その後もなにかと映画館でのデートは多かったです。また、高校の時にサングラスを掛け、帽子をかぶり成人映画に言った覚えもあります。今思えば、私にも映画館での思い出やドラマがありました。。
富士市の都市活力再生ビジョンには、まちの魅力を高める「市街地賑わい再生プロジェクト」取り組み29に中心市街地への映画館の誘致が謳われています。取り組み概要では、平成25年までに誘致展開に向けた基礎調査や立地報奨金の制度検討がなされ、平成26年度には制度が創設されるようになっていますが、未だ、具体的な話はされてはいません。この事については改めて、現状は市へ確認すべき事柄であります。
私も、自分の住む故郷である富士市に、映画館の復活を望む1人であります。
微力ながら映画館復活にも尽力したいです。