24年9月議会一般質問

東部地域の広域連携強化と沼津市との広域的交通基盤整備の推進について
お許しを頂きましたので私は先に通告してある東部地域の広域連携強化と沼津市との広域的交通基盤整備の推進についてお伺いします。
近年の地方分権の推進を受け、その受け皿を整備することを目的としての平成の大合併と言われる市町村合併が推進されました。その結果、平成11年3月には3232あった市町村が平成24年1月には、1719と全国の市町村は大幅に減少してきており、県内においても74の市町村がすでに半分以下となっています。地方分権の流れの中では、行財政の強化を目的に市町村合併が進み道州制導入の検討など地方自治の枠組みの再編が進められる一方、グローバル化、ボーダレス化、情報化の一層の進展等に国全体や海外にも目を向けた広い視点での自主、自立のまちづくりは求められています。しかし一方では、合併による課題も多く、自治体の強化を図る上では市民合意を得るには時間を要する合併よりも、その前段階でもある広域連携の強化の重要性が増しています。他の自治体においてもそうですが、現在、富士市においても旧富士川町と合併後も様々な広域連携は進められていると認識しています。
市長はかねてより道州制を見据えた上での「環富士山構想」を提唱しており、前回の選挙においての公約でも広域連携は挙げられていましたし、2010年の施政方針では基本理念として「富士山を中心にした風格ある都市」としての取組として50年先、100年先に会ってもゆるぎない存在感を示しながら、足腰の強い自治体の形成に力を注いでいく事が示され、より高い自治能力と多くの権限を有する都市への移行が目指すべき方向としていました。現在の方向性は富士山の世界遺産登録の関係からも世界に誇る富士を仰ぎ、まちづくりの中心に据えている静岡県側の富士山麓に広がる4市1町が、環境や観光、防災などのさまざまな分野で広域連携を図り共通認識のもと課題解決に向けて取り組んでいく富士山ネットワーク会議を中心に、都市構想を進めていくには段階的には隣接自治体としての富士宮との近い将来に中核市を視野に入れた合併に向けた連携には強く力を入れていることは富士宮とは生活圏、経済圏からとっても自然の形であるとして、議員としてはしごく当然の事として受け止めていますが、一方、枠組みが違うのか、今までに隣接自治体である富士宮市とは別に、東への隣接自治体である沼津市とは、大動脈の国一バイパスやJR東海道沿線上で繋がり富士宮市同様に生活圏や経済圏が重なりあうものの沼津市を含む東へ広がる連携についてはあまり触れられてきてはいません。今後、時代に合わせた中での広域化した日常生活圏の社会状況に対応した基礎自治体の形成が求められており、環富士山との自治体連携だけでは地理的には富士市東部地域に住む住民に取っては不安を覚えますが、富士山ネットワーク会議とは別に、広域連携の組織・団体には静岡県東部地域拠点都市整備協議会や富士箱根伊豆交流圏市町村ネットワーク会議もあるので広域連携、広域行政の一層の推進をしていくのであれば、環富士山ネットワーク会議を中心に考えながらも、それ以外の市町を含む連携は県東部地域全体の総合的発展や静岡県として西部、中部に続く東部への政令指定都市を意識したまちづくりも考えられると思います。刻々と変わる市民ニーズに対応しながら、50年、100年先も大切ですが、近い10年、20年後の将来も必要な市民サービスを安定的、継続的に提供していく1つの方法としての近隣市との広域連携の取り組みは強化しなければならない事であると思います
これからの広域連携が推進されるとするその上で、富士市の地域内としての富士市の東部地域においては、活性化策が乏しく、特に浮島地区では少子高齢化が進み、土地利用の制限もある中では人口減少が加速しており、自然豊かなものの地理的地形的には発展の目途が立たず、地域の活性化を図ることが難しいとしています。今後更なる地域内格差が生じないよう富士市東部地域の市民生活の向上には、広域的な道路整備の形成や治水、防災、医療、環境等の隣接する生活圏でもある沼津市と連携強化は望まれる事でもあります。本年度、新東名が開通しましたが、現在、沼津市を中心に沼津ICを起点に進められている広域的な交通整備としての伊豆縦貫道及び東駿河湾環状道路の整備があります。これは、富士市側ではあまり知られていない道路整備でありますので、これについて多少説明すると、伊豆縦貫道は沼津市と下田市を結ぶ延長60キロメートルの一般国道の自動車運用道路で、これの一部を構成する沼津ICからの函南までの道路区間およそ15キロメートルが東駿河湾環状線道路東区間でもあります。この道路は、伊豆地域へ流入する観光、物流等の広域交通と生活道路の渋滞緩和に役立ちますが、それに伴い地域間の活発な交流を推進し地域相互の広域的連携強化が推進され活気ある一体的な圏域づくりが進みます。東名、新東名が接続されアクセスが良くなった上に、この道路が整備されることにより、今まで沼津から2時間以上かかっていた下田まで1時間足らずで行く事が可能となります。しかしながら、その東駿河湾環状道路の事業計画には沼津IC岡宮より沼津市の西側にあたる原一本松までつなげる西区間の7,8キロの事業がありますが未だ事業着手はされていません。この事業が事業決定して更に進められる事により、富士市の主要幹線道路でもある吉原沼津線の延長線上が整備されてきますので、隣接自治体としての影響は大きいものであると考えます。この事業が進めば、富士市東部の交通アクセスは飛躍的に向上することは勿論、田子の浦港を擁する富士市の観光、産業、防災等に寄与する可能性は高いと考えていますので、東部の広域連携強化の1つとして沼津市においての広域道路整備の形成は、富士市としても大いに関係ある事として推進して欲しいので以下の質問を致します。
1点目として、富士市が目指す広域連携とは何でしょうか、またどのように取り組みを進めているのかでしょうか、
2点目として、静岡県東部地域拠点都市整備協議会や富士箱根伊豆交流圏市町村ネットワーク会議ではどのような考えのもとで取り組みが成されているのでしょうか、
3点目として、市長は変わりましたが、富士宮市との合併についての検討はなされているのでしょうか、それとは別に東の隣接自治体の沼津市との連携は進められていくのでしょうか
4点目として、富士市東部地域の課題をどのように捉えているのでしょうか、また、広域交通道路網整備が進み、特に東駿河湾環状道路西区間が事業化されることにより富士市が期待される効果をどのように考えているのでしょうか
以上一回目の質問といたします。

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Print this page