糖尿病予防の画期的新薬!!

私が通っている東京の病院の先生は糖尿病の権威で、人間ドックの際に糖尿病の話を良くされます
糖尿病を発病すると、心臓病や脳卒中の確率は 3倍になり、失明や透析をやる方も多いと聞きました。

病院では糖尿病予防には食事に気をつけ、なるべく運動をする、といった生活習慣の改善指導がほとんどですが、簡単な用で実行が難しいのが実情であります。現在、糖尿病の患者さんは全国で950万人、また、「境界型糖尿病」と呼ばれる予備軍が1100万人もいるそうです。
私は幸いな事に生活習慣の見直しで数値改善が成され、血圧も適正、血糖値もコレステロール値もすべて標準でありますので今のところ糖尿病の心配はありませんが、先生から画期的な糖尿病予防に効く新薬の話を聞きました。
新登場の画期的新薬は「SGLT2阻害剤」。
4月18日から販売されたアステラス製薬の「スーグラ錠」を始め、何と次々に1年以内に6剤が売り出されるとの事です。SGLT2は原尿(尿の元)からブドウ糖を再吸収する腎臓の酵素で、この働きを邪魔すると再吸収されず、血中の過剰なブドウ糖がそのまま尿に排泄されますので、確実に血糖値が下がるほか、エネルギー不足から体脂肪の分解が進み、体重が確実に減ります。(私も話を聞いた中では薬で痩せられる、ここが魅力であると感じました)
また、血圧も下がり必要量のブドウ糖は残るので低血糖発作の心配もありません。好きなものを食べながら、徹底した糖質制限食にしているのと似た効果が期待できる夢だった新薬(好きなものを食べたいだけ食べても良い薬これも魅力です)でもあります。
糖尿病治療はもちろん、境界型患者の糖尿病予防も極めて簡単になりますが、残念ながら、糖尿病なら保険が利ききますが、境界型及び正常な方には使えないそうです。
先日、その薬を利用できる糖尿病発症予防クラブのパンフレットを頂きました。

「好きなものを食べて、楽して痩せれる。」大変魅力的な話でありますが、今のところは、運動と食事で糖尿病予防をするつもりでいます。
でも、糖尿病を薬で防ぐ、治せる時代がやって来たようです。