三日市浅間神社節分祭と恵方巻き

今年も三日市浅間神社の節分祭に参加してきました。
社殿において豆まきをした後、特設ステージで豆まきをしてきましたが平日でもありながらも、祈祷を受けた豆(福)を拾いに多くの人で賑わっていました。

多くの場所で節分祭は開催されていますが一般的に、豆をまきながら、無病息災、家内安全、商売繁盛など祈祷し、邪気や厄を除き幸福と平和な生活を願う為に行われています。

節分祭に参加し、家でも豆を撒きましたので、きっと鬼は出ていき、福が舞い込んでくると信じています。でも、最近は、自分の年だけ豆を食べるのが大変になってきましたが・・・・
節分祭はともかく、今は当たり前のように食べられるようになった節分の日の恵方巻き。
どうしてこんなに広まったのかと言うと1977年に大阪海苔問屋協同組合が節分のイベントとして道頓堀で「節分の丸かぶり」を取り入れた「巻き寿司早食い競争」を実施したのをマスコミが取り上げ、早速全国のお寿司屋さんがそれに便乗して全国に広まったということのようですが、セブンイレブンさんが発表している事として、事の始まりを1989年、広島県のセブン-イレブンからとしています。その当時、関西の風習としてあった「節分の日にその年の縁起のいい方角(恵方)を向いて無言で太巻き寿司をまるかぶりする」という情報にもとづいて恵方巻を一部の店舗で販売したのが始まりとしています。この『縁起のいい風習』が一部地域の食文化がセブンイレブンから全国へと広がり、今ではすっかり節分の定番のお寿司として定着しました。ちなみに、巻き寿司というスタイルは「福を巻き込む」という願いからきており、切らずに食べるのは「縁を切らない」という理由があるそうです。このようなことから、恵方巻は別名を「まるかぶり寿司」とも言われてます。

ですから、セブンイレブンさんの今年の恵方巻きには 事の始まりとして愛されて25周年と謳われています。
私も、今年は、朝昼晩と3回も恵方巻きを食べましたので、3倍の福がやってくると思っていますが、ただ、年々その恵方巻の定義も変わりだし、5月の「春の恵方巻」、8月の「夏の恵方巻」、11月の「秋の恵方巻」とコンビニでは販売促進し始めていますし、寿司以外にもロールケーキ等「変わり種」の恵方巻が登場していますので、もはや恵方巻とつけば何でも良い状態となりだしている状況に、創られていくイベントに疑問を持ちつつ、ついつい食べてしまいます。