震災被災地自治体はまだまだ、人材不足。ガンバレ前田氏!!

東日本大震災より2年2ヶ月経ち、被災地復興状況の行政視察に行ってきました。
陸前高田市、石巻市での市役所での震災後復興への取り組みや復興計画等及び被災場所状況について、また名取市閖上地区の状況の確認等大変有意義な視察でもありました。

陸前高田市、石巻市でのどちらも共通な課題として挙げられていたのは、住まいの確保、雇用の確保、人口の流失、企業の流失、インフラ整備の入札、そして市役所の職員も被害にあっており、絶対的なマンパワーの人材不足が挙げられていました。特に、予算規模が、本年度も、陸前高田市で震災前は通常100億程度の一般会計が1019億円492事業、石巻市で600億程度から2260億と復興予算がついており、その執行に伴う、行政運営側の人材不足に悩まされている状況が伝えられました。
お金は入ってきても執行に伴う対応が追い付いていかなく、全国から職員が応援に来ていますが、まだ足りていないのが実情だそうです。
実は、富士市からも被災地への職員派遣をしており、今回の視察先の石巻市へも、富士市役所から派遣されています。富士市からの派遣職員は前田哲哉氏で、石巻市の視察受け入れの際にも事前に前田氏に連絡をいれており、活躍の確認と激励も兼ねての行政視察となりました。
(前列真ん中の坊主頭の方が前田氏です)

現在、前田氏は、石巻市で任期付職員として、震災復興部土地利用課で活躍しています。会派一同で前田氏と食事を取りながら慣れない土地での生活に労いと激励をしましたが、一人で頑張っている前田氏は富士市民としても誇りでもあります。まだ,任期がありますので健康に気を付けて頑張ってもらいたいと感じました。

視察報告は、随時掲載していきますが、取りあえず視察から無事帰って来た中で、前田氏が元気に頑張っていた事は報告したい事でもありました。

更に、ガンバレ、前田氏!!!です。
*被災地でのがれき処理は進んでいましたが、一面の何もないような状況に胸はやはり詰まります。