どうなるマーケット、シェールガス革命で何が起きる??

政権が変わり、株式市場は大きな変化を見せています。
ただ、まだ何もやっていないのに活況を呈し始めたマーケットはどうなると思っていた矢先、野村証券沼津支店支店長の日比野勇次氏の話を聞く機会がありました。

政権が変わった中での変化として
*全国の3分の1の地価が上昇(2・27日経新聞)
「全国の51地区が3カ月前に比べて上昇また、下落地区は25地区と4地区減った」
*四季報が在庫切れ(2・14Bloomuberg)
「四季報(東洋経済刊)が在庫切れ。非公式ながら前回在庫より50%増刷の模様」
*企業収益復活の足音(2・26日経新聞)
「来期6割増益説(モルガンスタンレー超強気レポート、主要製造業30社営業利益+2兆円(今の為替続けば)」
と各メディアで報道されています。

今後の大きな期待感の中には金融資本は「シェールガス」ブームに沸いているそうです。掘削技術の飛躍的な進歩により従来掘り出せなかった百岩層から大量の原油や天然ガスが取り出せるようになったことで大きな変化もたらされるからです。
それによる「シェール革命で何が起きる?」については
*2017年までにサウジアラビアを抜いて米国が世界一産油国に
*2035年に米国はエネルギー自給が可能になる
*オバマ大統領就任当初の「グリーンニューディール政策」からの転換
*「100年間天然ガスの供給が持続され、10年代末までに60万人の雇用を生む」
とされており、それにより今までの
*米国貿易赤字の60%がエネルギーの輸入による
*ペルシャ湾の2隻の空母を始め。9.11以降米国は3兆ドルの戦費を費やす
*米国民は中東から1バレルの原油輸入に50ドルものコスト負担をしている計算

が解消され
*安価なエネルギーを利用して米国製造業が国内に回帰を始める。
米国は輸入国から輸出国に転じ、資源大国ロシアやアラブ諸国の地位は低下し、国際政治のパワーバランスは大幅に変化することは考えれます。
としています。
また、原発停止で高い電気料金にあえいでいる日本においてもシェールガスは救世主になりえるかもしれません。
証券会社の支店長として、期待的、希望的な観測からしても、今後、アベノミクスの影響が現れ、本格的なマーケットの浮揚は続く事は考えられ更に証券会社とのおつきあいをよろしくとの事でした。(チャンチャン)