「HAND in HAND]を鑑賞して

2年前に富士市においても市民ミュージカルとして上演された、「HAND in HAND〜心と心の回想録」を東京の光が丘IMAホールで公演されていたので見に行っていきました。

実は、富士市出身の貴絵さんが出演している事もあり、応援を兼ねての鑑賞でしたが、貴絵さんは不良役を見事に演じていました。また、迫力ある演技にはびっくりです。
(富士市出身の女優貴絵さんと)

「HANDin HAND」はいじめを取り上げた作品で、いじめ問題をわかりやすく、けっして暗くならず笑いを混ぜながらもいじめを真剣に考えさせるストーリで、その上、踊りも歌も完成されており、思っていた以上に、劇に引き込まれてしまいました。私自身、最近忙しく、余裕が無かったのでいい気晴らしにもなりました。
いじめ問題が一時的に治まっていたように感じていたのですが、また、最近大きくクローズアップされてきています。いじめ自体は減っている事は無く、携帯やPCの活用により表に出ない、より陰湿ないじめは増加しています。
色々な教育の仕方はあると思いますが、一つの指導方法として、今回のいじめを題材にしたミュージカル鑑賞もいいような気がしました。
ミュージカルの中で言ってた、
「子どもを嫌いな親はいても、親を嫌いな子供はいない」
「親が変われば子供は変わる」
心に響きました。
富士市でも市民ミュージカルとして取り組んだ経緯があるならば、また、富士市において多くの人に見せる機会をつくれないか見てきた感動を伝えながら各種団体に相談してこようと考えています。