防災には女性の視点を!

婦人団体の集まりでもある女性ネットワーク富士の秋山会長の「男女共同参画の視点から考える防災」と言う話を聞く機会がありました。
会長からは、女性ネットワーク富士が、東日本大震災後、支援活動や防災計画についての取り組みをパワーポイントで説明をしてくれました。

女性ネットワーク富士では、地域の防災対策を考えるためにHUGを利用し、その取り組みが全国にまで発信できた事等の事例をあげ、レディースフェスタでは「女性の視点から見た防災」と題した講演を聞き、東日本大震災における避難所で男女が直面した問題を取り上げた上で、防災に女性の視点を取り入れる必要性がある事を訴えていました。

その内容としては
1、 男女別の防災情報を取り入れサポーターの受け入れやすい体制を整える事。
2、 避難所の運営、復興の在り方等、防災について考える場に女性を置くべき
と言う点について考えなければいけないとしていました。
私は、災害時では女性も男性も関係ないと思っていましたが、よくよく考えれば女性ならではの問題は多くあると思われます。
防災に女性の視点、災害時でのトイレの事、女性に必要な携帯トイレや日用品の備蓄は重要な事として捉えており、現在、備蓄はフィランセで進めているそうです。
その他に心の癒しや、災害時に役立つことを様々な角度から学び取り組んでいる事が報告されました。
女性団体として取り組みは、女性にとって力強い事であります。話の中で災害においては、女性が男性より多く死亡している事には驚かされました。
だからこそ、女性の視点で防災は考えなければいけないとしていました。
勉強になりました。

ちなみに、女性ネットワーク富士と言うと分かりづらいですが、かっての婦人会だそうです。
そう言えば何十年も前、私の母も婦人会長として頑張っていた事を思い出しましたが、今は名前も変わり、活動も変わってきたようです。