富士市技能表彰式でのちょっと気になったこと。

平成24年度の富士市技能者表彰が開催されましたので、地域の農協祭に顔を出した後、駆けつけました。本年度の表彰者は
富士市技能功労者に13種20名。
富士市優秀技能者に9種9名
です。受賞者の皆様おめでとうございます。

各々の表彰基準は
富士市技能功労者は
1、 市内に住所を有し、市内で職業に従事しているもの
2、 同一職種に30年以上従事しているので、11月1日現在、60歳以上のもの
3、 極めて優れた技能を有し他の技能者の模範と認められたもの
4、 引き続きその職種に従事するものであり、指導的な立場にあるもの
富士市優秀技能表彰者は
1, 1、3技能功労者と同じであり
2, 同一職種に20年以上従事している者であり、11月1日現在年齢40歳以上50歳未満のもの
5、 引き続き、その職種に従事し、更にその技能、技術の維持向上に務め活躍しているもの
としています。
ただ、今までの表彰経過を見ると気になる事があります。

平成9年より平成23年までの受賞者人数が掲載されていますが、技能功労者は多かった年では、35名、優秀表彰者は26名ありますが、本年度の受賞者数がどちらもの技能功労者20名、優秀技能者は9名と過去最低の人数であります。
たまたま該当者が少なかったのか、それとも、富士市における技能者が少なくなっているのか気になる所です。特に富士市優秀技能者は40歳から50歳までのこれからを担う技能者であり、各分野での後継者が少なくなっているのでは言う危惧も考えられます。
技能者の数に変化が生じ始めている事は、市民生活への不安を感じます。単なる今年だけの減少であってもらいたいと感じていますが、果たして来年以降はどうなるのでしょうか・・・・
表彰式に参加しながらちょっとした不安を覚えました。

しかしながらいずれにしても、
受賞者の皆様おめでとうございます。
改めて、表彰を受けられた皆様、長年に渡り、それぞれの分野で修練と想像に努められ、技術の向上進めらてきた事に敬意を表します。
これからも、健康に気を付け、各分野でのご活躍を祈念いたします。