中核市移行への明確な判断を求めています!

私が今議会で一般質問をする「中核市移行を含む富士市の将来像について」ですが、この事については、小長井市長が市議会議員時代に、前市長に求めていた事で、市議会議員最後の議会においても中核市の人口要件が20万人引き下げられたらそれに対しての調査を早期に進め中核市に日本で1番最初に移行ができるように要望しています。私はその事を重大に捉え、小長井市長が念願の市長になった26年6月議会で中核市移行についての考え方を問い質した際には、市長は「中核市移行は重大かつ慎重な判断が求められますが、少なくとも一期4年の中で方向性は示す」としていました。

市長が望んだ人口要件が下げられた中で中核市移行への動きとして現在、地方自治法改正に伴って施行時特例市となった富士市を含む39市のうち、2014年の中核市の人口要件が20万人以上に引き下げられてすぐに中核市に移行したのは、人口約24万人の呉市、人口約26万人の佐世保市、今年の1月1日に八戸市があります。残る36市のうち15市が移行する意向を表明しています。その他にも表明を取り消した都市やしっかりとした移行調査検討報告書を提示しての方向性を示している都市を含めるとと半分以上の都市で市民や議会に対して市の意向を示す情報発信をしています。
私は小長井市長になって中核市移行に対しての調査はスピード感を求める市長にとって十分すぎるほどの時間があったと思います。生涯青春都市を目指す中で、更なる市民サービスの向上やシビックプライドの醸成を図る上でも中核市移行へ進む、進まない、の明確な判断と今後の県東部の拠点都市になるべく富士市の将来像をしっかりと示す事は求められている事であると私は思っています。
ですから1期4年の任期があと僅かとなった中で、中核市移行について施政方針でも何ら触れていない状況については私からすれば不満もあり、あらためて議会で問い質すつもりでいます。
今議会での市長が、どのような調査をした上での方向性を示してくれるのか、市長のリーダーシップに係る事ですので質問をする私も答弁を楽しみにしています。
興味のある方は、10月2日午前10時半です。傍聴して見て下さい。