湛水防除事業の進捗状況

現在行われている江尾江川地区の湛水防除事業の進捗状況についての地元説明会が富士農林事務所により開催されました。この件については、議員になってから、東部地域の水害被害の軽減の為に早期実現にむけてしつこいくらい議会において問い質している事です。

改めて事業の概要を説明すると
主要工事計画として
排水機場2か所
西側排水機場(江尾江川工区)平成21年度完成
東側排水機場(万騎沢工区)
洪水調整池2か所
江尾江川調整池18,900トン
万騎沢調整池  3,630トン平成19年度完成
事業年度は平成13年から始まっており、完了予定は平成23年度でしたが、県農林事務所の説明では計画変更があり、工期が延長され平成26年度になっています。また、それに伴い総事業費も、2億5千万円増額され、16億5千4百万円となっています。昨年の11月議会において、農村整備事業の削減により江尾江川調整池工事の遅れを心配していましたが、現在、工事発注が井出組さんになされ、来年の1月20日までの工事着手はされています。
(現在行われている江尾江川調整池18,900トン)

説明後には参加者から、完成している排水機場の稼働実績、沼川へ流す対策、江尾江川調整池の排水対策等が質問がなされていました。いずれにせよ、水害被害軽減の為に早期実現に向けて最大限の努力はして頂くと共に、工事期間中の工事をしているが為の被害がでないような細心の注意は怠らない事を強く要望いたしました。

江尾江川の湛水防除事業は、昨年の10月にも県へ要望をしましたが、生命や財産に関わる事業でもある為に、災害防災と言う位置づけとしてくれ、国の農村農業整備費の削減がなされている中でも、多少の遅れはあるものの確実に事業が進めてくれている事には説明会に参加した人達は納得をしてくれていると思っています。
改めて地元議員として感謝申し上げます。