少子化が進む中での体育祭。

 

急に涼しくなり、スポーツの秋として相応しい爽やか天候に恵まれた中で、浮島地区区民、東小学校合同体育祭が開催されました。もちろん、私も一番東に住む議員としては、参加しない訳にはいきません。

他の地域の区民体育祭と違い、小学校と一緒に合同体育祭を8年前から開催するようになりました。この地域は、富士市の東に位置し、地区としては、少子高齢化が進んでいる地域でもあります。
(優勝旗返還は区長、市民憲章唱和は小学1年生、宣誓は親子と幅広く役割があります)

特に東小学校の全校生徒数は現在、108名で年々減少して行く事に関しては地域の課題でもあります。しかしながら、小学校の運動会も兼ねて開催する事は、子供達の競技だけではなく、多くの区民の皆様も参加しなければならない為に、より多くの方が参加する体育祭となっています。その他にも、地域の保育園児や幼稚園児も加わっていますので、小さな地域ではありますが、小さな子から年配者まで地域が一丸となり、取組んでいる体育祭でもあります。
(保育園児のドリル演奏・区民の定番の順送球競技)

ですから、私の隣には敬老席がありましたが、そこでの会話は、「あれは誰の孫だとか、どこの子だとか、ありゃだれだれの嫁だよ、また、あの子は速いよ」とか出場する人達を説明してくれます。小さな地域でもあるので、1人1人の事を皆さんよく知っています。そのような意味では、多くの大人が子供に関わっており、地域で子供達を育てると言う感じでもあります。今求められている地域の連携と言う意味では、狭い地域であるがために、しっかりと図られている事は伺えます。
浮島地区の体育祭に参加して思う事は、地域の交流は基より、子供達が元気に活躍する合同体育祭は、地域にとって重要なイベントである事は間違いありません。お祭りや文化祭と様々な行事においても子供達が元気で沢山いる事は欠かせませんがやはり、子供の減少は気になります。。
 今後、東小学校の児童数の推移として5年後には80名に減少する事が予想されており、場合によっては複式学級もしなければならない状況になる恐れもあります。子供が少なくなっていく事は、地域の衰退にも繋がる恐れが有りますので、深刻な問題として考えていかなければならない事でもあります。
市でも、日本一の子育てしやすい富士市と謳っている以上、子供が増える地域となるよう、何らかの対策は求められています。
けっして、これは、この地域の問題だけではありません。