「これってどうなの?」

 

大棚の滝は富士市で唯一、マイナスイオンを感じ取る事が出来、滝の下では気温が5度位違いひんやりとして、夏に行くには最高の場所でもあります。

お盆の入りにお墓参りをする前に、少し時間があったので、我が家に滞在しているカトリーナを連れて、車なら10分程度で行ける須津地区自慢の観光スポット???の大棚の滝に行ったのですが、「これってどうなの?」と感じる事がありました。

まず、大棚の滝に行く途中、須津川のあちらこちらでバーベキューをしています。中には、テントまで張ってキャンプをしている方もいます。どうやって下まで行ったのか分からないような河原でもバーベキューをしています。河原でのバーベキューは、急に天候が変わったりした時に増水し危険です。まして、切りたった須津川渓谷では水の出方が早いので、あまり、お勧めはできません。また、いつも、地区で下草刈りやゴミ拾いをして感じるのですが、河原でのバーベキューの後始末がちゃんとされていません。地域で奉仕作業に参加している方には考えられない事でもあります。ハイキングコースでもある狭い路肩に違法に駐車されている車のナンバーを確認すると他市や他県のナンバーが多いようです。マナーの悪さに「これってどうなの?」と思いながら、大棚の滝に行くと、台風の影響で雨が降った為に、滝の水量が豊富で、水かさも増しており、景色的には素晴らしいものでした。

一緒にいた、カトリーナもラトビアにはこのような場所は無いと感激しており、写真を撮りまくっていましたが、そこでも、「これってどうなの?」の思うような事がありました。
滝の下でバーベキューをしていた人達が、缶ビール片手に、滝壺に飛び込んでいます。滝壺で泳いでいるのですが、お酒を飲みながら、冷たい水に飛び込むのは、自殺行為であり、「これってどうなの?」と強く感じてしまいます。見学している人達にとっても決していい風景ではありません。
外国人のカトリーナも苦笑いをしていました。
せっかくの素晴らしい場所であるのにも拘らず、残念な気持ちになりました。
本当に「これってどうなの?」感じながら、大きな事件にならないように大棚の滝を含め、須津川渓谷での利用の仕方もルールを作らなければいけないのではと感じました。